ラブレンジャーとお呼び!2005年08月10日 16時55分25秒

今日は、いったい私がなぜ、ゴミ拾いにウツツを抜かすようになったか、その動機をつまびらかにしようと思います。

私は現在、300世帯ほどの集合住宅に住んでいるのですが、毎月一度、お掃除の日があり、みんなでゴミ拾いや草刈りをしています。

数年前、集めた落ち葉や草を黒いビニール袋に詰め、山のように積み上げて熟成させたことがありました。
しばらくすると栄養たっぷりの腐葉土ができあがり、あちこちの花壇に運ばれていきました。

しかし、落ち葉や草は、年月を経て土に変わっていたのに、まるでたった今混ざったんだよ~と言うように、ぴかぴかの新品状態で色も鮮やかにお菓子のパッケージがいくつもいくつも出てくるのです。

お菓子はみんな小袋に入っていて、しけらないし虫もこないし、実に便利。だけど、みんな「プラ」なので劣化しないのですね。
同様に、たばこのフィルターもはっきり残っていました。外側の紙は無くなっているのですが、フィルターはおそらく、石油か何かが原材料なのではないでしょうか。

同じ頃、テレビで見た、雛に口移しで餌をあげているカツオドリが、海に浮かんでいるゴミも食べさせてしまうので雛が死んでしまうとか、ウミガメがビニール袋を餌のクラゲと間違えて食べて死んでしまうとか、そういうことと新品同様のお菓子袋がばっちり結びついたわけです。

私はカツオドリフェチだったり、アホウドリファンだったり、ウミガメサポーターだったりするので、ほんのちょっとでもできることをやろうかな、というのが動機かな?

書いているうちによくわからなくなってしまいました。

でもまあ、かなり前から犬の散歩の時に、落ちているレジ袋を拾ったりしていたんですが、本格的にゴミばさみを持ってごっそり拾うようになった頃、私を後押ししてくれる人が現れちゃったのですね。

それは、歌をお休みして沖縄で絵本を描いたりしていたcoccoさんなんです。

coccoさんは、ゴミゼロキャンペーンを始められ、ゴミを拾う人のことを「ラブレンジャー」と名付けてくれたのです。おかげで私は、「ゴミを拾うおばさん」なんかじゃなくて「ラブレンジャー(しかも犬つき)」になれたのでした。