台風でも散歩!2005年09月05日 17時32分49秒

前足を舐めてハゲにして遊んでいたら、パラボラつけられちった
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前足をなめて、ハゲを作って遊んでいたら
パラボラつけられちまったぜ。


雨が降ろうと風が吹こうと、
当然台風だろうと、
ぴぐモンとの散歩は欠かせない。

向かい風が強くて、
耳が後ろになびいてぱたぱたしても、
ぴぐモンは果敢に進む。

どしゃ降りの中、
口元にしたたり落ちる雨のしずくをなめ、
濡れた体を何度も何度もぷるぷるさせながら
ぴぐモンは歩いていく。


だって、おしっこしなくちゃならないんだもん。


ぴぐモンは、元ノラだ。

ノラになる前は、ウルトラ団地のとある部屋のベランダで飼われていた(らしい=ご近所の人からの情報)。

大きくなって臭くなったので、首輪をはずされて、玄関から出された(同上)。

ぴぐモンは、何日も何日も玄関の外で鳴き続けた(同上)。

それから、ウルトラ団地の公園を中心に、ノラ生活に入った(と思われる)。

ノラ生活の間に、ベランダ生活ではとうてい望めなかった、犬の本能が目覚めた(かも)。

それは、「巣から離れたところで排泄するべき」ということだ。

ぴぐモンを拾った日、あわてて犬のトイレも買いに行き、ペットシーツも用意した。

最初はトイレでできなくてもいい、おしっこした場所にトイレを置けばそこがトイレになるだろう、と思っていた。

しかし、夜になってもぴぐモンはおしっこをしなかった。

そして、明け方、ぴぐモンはジタバタと落ち着かなくなった。
あわてて、ぴぐモンを連れて階段を駆け降りると、外の芝生に降り立ったとたんに長~いおしっこをした。
いつまでもいつまでも止まらないくらいの量だった。
「ごめんね。おそとに行きたかったんだね」

新米飼い主は、二度とおしっこのことで辛い思いをさせたくないと思った。
拾ったばかりなのに、うちを「巣」だと認めてくれたわけだから。

その日から今日まで、散歩は欠かしたことがない。

ぴぐモンも丈夫なわんちゃんだし、飼い主側も「がぜびいだ~ばながづまる~」ぐらいで、なんとか散歩が続けられていることに、素直に感謝したいと思う。