宮古島から2006年04月06日 23時51分00秒

サメと闘う

宮古島から友達が来ました~。
ぴぐモンは大喜び。
今まで聞いたことのないような甘え声(ヒー、ヒー、と言っていた^^;)で歓迎していました。

写真は、サメと闘うぴぐモンです。


今日も、報道ステーションは民主党中心。
辺野古はどこまで追いやられちゃうのか・・・。

私のおてほん2006年04月08日 02時46分12秒

日米安保を支持する人たちは、
「国を守る」と言います。

先日の、ミュージックフェスタ辺野古のキャッチフレーズは
「わったー地球(しま)はわったーが守る」でした。

基地を造ろうという場合にも
基地に反対する場合にも
使われる言葉、「守る」。

昨日、4月7日は、沖縄に向かおうとしていた戦艦大和が沈没した日です。

沖縄の浅瀬に乗り上げて、船体を要塞にし、米軍と最後まで闘う特攻部隊として出撃しましたが、その作戦は果たされませんでした。

3千人を超える乗組員の人たちは、それぞれが大切なものを守ろうとしたのだと思います。
それはきっと、親だったり、妻や恋人だったり、子供や、生まれ育った故郷の風景だったはずです。

大切なものをしっかり抱きしめて、おおいかぶさって守りたい、そんな気持ちだったのではないでしょうか。

守ってあげたいと思う、温かい優しい気持ちは尊いものです。

その美しい気持ちをねじまげて、よその国の人を殺し、よその国の建物を破壊する行為につなげるのは、
もう、
やめましょう。

兵器は殺戮と破壊ならできますが、守ることはできないと思います。
悲しみを生み、憎しみを育て、やがて殺戮と破壊の刃は自分に返ってくることでしょう。

守りたい。
こわさないでほしい。
まっすぐな気持ちをまっすぐなまま持ち続けるのはむずかしいのかもしれません。
でも、辺野古のおじい、おばあたちをお手本にして、けっしてあきらめずにいたいと思います。

ご紹介ありがとう!2006年04月08日 10時24分32秒

琉球新報の副読紙、週刊レキオで、「たんすにジュゴン」が紹介されました。
「うちなーむんバンジャーイ」のコーナーです。
写真もバッチリ!(私の顔写真ではありませんよ~)

http://www.lequio.co.jp/
選択メニューから、「うちなーむん」を選んでみてください。


「たんすにジュゴン」をご購入くださったJitohさんが、ブログに感想を書いてくださいました。
何だか身に余るようなお褒めの言葉をいただいてしまった「たんすにジュゴン」。
あんまり褒められるの慣れてないので、お尻がむずむず、体がくねくねしてしまいますー。

http://jitoh.seesaa.net/article/16276682.html

ありがとうございました。

どこでも真上2006年04月09日 23時27分27秒

お花見ギャオス

名護市長と日本政府の「合意」に抗議する緊急市民集会
日時 11日(火)午後6時30分~
場所 名護市役所中庭
呼びかけ ヘリ基地反対協、平和市民連絡会、市民共同行動など


実家(内地)から歩いて15分くらいのところ、私が通う中学校のすぐそばに小さい米軍基地があった。
「小さい」と書いてしまったが、それは沖縄の米軍基地と比べるからであって、中には野球場もあったし、映画館もあり、充分広い。

ベトナム戦争の頃、そこは病院になった。
ヘリコプターが、ベトナムからの傷病兵をひっきりなしに運ぶ。

当然、やかましい。

ヘリコプターが飛ぶ音を聞いていると、はるか遠くからだんだんに近づき、轟音をまき散らしながら上空で旋回する。旋回している間は、進んでいないので、轟音が果てるともなく続く気がした。

うちではこう言っていた。
「絶対に、うちを目印にしているね。いつもいつもうちの屋根の真上で向きを変えている。ほんとうにやかましい」

学校の授業中も、ヘリコプターはせっせと傷病兵を運んでくる。

隣の席の子が言った。
「うるさいね。でも、ヘリコプターはいつもうちの真上で向きを変えるから、うちが一番うるさいんだ」

彼のうちと私のうちは、学区の端と端にあった。

真上を通りさえしなければ、騒音被害もなく、安全である、というのはあまりに幼稚だ。
中学生の私でさえ、「町中の人が、自分の家の真上で旋回していると思ってしまうほど、ヘリコプターはやかましいのだ」と納得したというのに。

今、基地は返還され、その場所は広大な公園になった。
昨日は、実家の両親と姉夫婦、犬のギャオスがお花見をしたそうだ。

おかげじゃない!2006年04月10日 23時58分20秒

去年の暮れ、「(ゴメン)わじっていいか?県民大作戦会議」に参加した。
参加者を干支でグループ分けして、意見を出し合う。

私が入ったグループでは、青年がこう発言した。
「姉が海兵隊の人と結婚しました。基地のおかげですよね」

そうだね、とも、ちがうよ、とも言えず身もだえする人々(私を含む)でありました。


4月7日夜、S市長と政府の合意に、にゃにー、ありえんだろー!!と歯がみをした私は、実は8日のライブチケットをゲットしていた。
チケットを買うとき、すでに悪い予感はしていた。
(3月末が最終合意だというし、4月8日には私はどういう精神状態なの?ライブが楽しめるのかな?)と思いつつ買ったというわけでした。

合意も許せないが、タイミングも最悪だ。

友達と二人、会場に近づけば近づくほど、ライブの気分から離れていく。
「ダメだ、こんな気持ちでライブを見るのは失礼だ」
「チケットを誰かに売りつけて帰ろう」とすんなり合意に至った。

当日券売場の前で、どんよりと暗~くたたずんでいると、お揃いのアロハを着たカップルが仲良く手をつないでやってきた。
「これ、怪しいチケットじゃないんですけどぉ」お前が怪しいけど。
「楽しみにしてたんだけど、気分が悪くなったの」S市長のせいで。
大喜びでお財布を出すカレシ。

よかったね。すごく前の席だし。
当日券よりずっと安いし。

さて、君たちのラッキーは、S市長のおかげだなんて絶対に言わせませんよ。
ラッキーはただのラッキー。
それ以外のものをひっぱってきて繋いではいけないんだ。

と、どんよりと去っていく私たちでありました。