借りてきました2006年07月09日 23時51分36秒

借りた本

慰霊の日、Jitohさんからいただいたコメントに、沖縄戦当時の県知事、島田知事のことがありました。

私は島田知事のことをよく知らなかったので、図書館に行って本を借りようと思いました。

沖縄戦史のサイトに、沖縄戦当時の気象台のドキュメンタリーがあると書かれていたので、それもあったら借りようと思って出かけたのです。

郷土資料の係の人に本の題名を言って、探してもらいました。
すると、どちらの本も同じ著者!

この田村洋三さんは、沖縄戦の記録の中で、内地から赴任してきた人たちの記録が少ないことに気がつき、ご自分で書くことになさったとか。

「沖縄県民斯ク戦ヘリ」という大田實中将一家を書いた本も、同じ著者で出ていました。

というわけで借りた本。

「特攻に殉ず」田村洋三
気象台の技師さんたちが、戦火の中、中央気象台にデータを送り続けたドキュメンタリー。
特攻のときに気象データが必要だという使命感と連絡の遅れで、軍の方が早く撤退しているのです。
しかも、送ったデータは活用されずに特攻機をどんどん飛ばしていたようです。

「沖縄の島守」田村洋三
沖縄戦直前に赴任し、摩文仁で亡くなった県知事と警察部長(どちらも中央からの任命制)のお話。
こちらはこれから読みます。

どちらも、体験者からの聞き書きが豊富な本です。
沖縄の方なら、ご親戚のお名前が出てくる可能性大かと思います。

私にとっては、知った地名が次々出てきて、胸が痛い本でした。

でも、大変な時代の悲惨な状況が書かれているのにかかわらず、「読みやすい」本だと感じました。
なぜ読みやすいのかというと、出てくる人たちの一人一人が尊重されているのがよくわかるからかもしれません。
読んですぐには感想が書けないと思いますが、いい本に出会えました。