ユバナウレ2006年09月19日 23時21分17秒

先日読んだ小説は、私には内容が重かった。大勢死んじゃったし・・・と、うなだれながら平和な本を求めて図書館に行った。
借りてきたのは「沖縄の植物図鑑」。
(しかもあれこれ3冊)
これなら誰ひとり死なないし、ほとんど写真だし、今の私にはばっちりだ。

ぱらぱらめくっていて、ビックリ。

かねがね「このフクギは葉っぱが妙に細長いなあ」と思っていた木があったのだ。
いつもフクギの葉っぱを取らせてもらっている近くなので、その木からも2、3枚葉っぱをもいできたこともある。

あれはフクギじゃなくてテリハボクという木だった!
私って、フクギに関して何も知らなかったのね。
いやはや。

もう一つ、テリハボクの記述で驚いたことがある。

八重山民謡によく「ユバナウレ」という囃子ことばが出てくる。
私はそれを勝手に解釈して「世が直れ」、つまり間違った政治や心持ちを真っ直ぐに直しましょう、という意味だと思っていた。

テリハボクは、ヤラブと呼ばれているそうで、八重山民謡の歌詞が紹介されていた。

♪ヤラブぬ実(なり)だき稔(なう)らばヨ♪

「ユバナウレ」とは、みのりを願う言葉なのね。

豊饒を願い、雨露の恵みを願い(そんな歌詞が多い)、夜明けまでお祝いで遊ぶ(そんな歌詞がめちゃくちゃ多い)。

多分、八重山には、間違った政治や心持ちを前提にした囃子ことばなんか無いのだろうな・・・。
ごめん、私が悪かった。