見ましたよ~硫黄島の砂2006年11月04日 22時06分29秒

とりあえず、500円DVDの「硫黄島の砂」を見ました。
1949年の白黒映画です。

まず、びっくりしたのが、「主題曲を知っている!」ということです。
中学のブラスバンド部が演奏していましたよ。

そう言えば、ブラスバンド部だったクラスメイトと、「何で硫黄島の砂って題なんだろうね」と話した記憶までよみがえってきました。
コピー機がない時代ですので、楽譜は一人ずつ手書きで写します。
その写譜を手伝ったこともあるので、その時に話したことでしょう。

古い映画なので、ネタバレを気にせず書きますが、まずカルチャーショックなのが、上官に対して口答え、反抗、殴りかかるなどがOKだということです。
これって、日本ではあり得ない!
アメリカ、すごいです、って感動していいものか。いや、この点は感動していいよね。

好戦的、あるいは戦意高揚映画かと思ったのですが、そうではなかったです。
父親との確執とか、自分のミスで戦友が死んでしまった苦悩とか、別れた妻子への思いとかを背負っている男たちの人生ドラマと言った方が近いと思いました。

勇敢な海兵隊の皆さんであっても、ぜひとも戦いたいわけではないんだよなあ、と随所で思わせてくれました。

日本の兵隊がまるっきり没個性で出てきますが、それもまた仕方ないことでしょう。
古い映画ですから。

死ぬ人はぱったり倒れてすぐに死にます。
あるいは、重要な一言を言ってコトキレます。
古い映画ですからね。

あと、軍用犬が船の中を走っていたシーンがあったので、あの犬がどうなったのか非常に気になります。
(あの犬の姿しか、私の海馬は取り込んでくれないかもしれません・・・タイタニックを見れば、乗船した犬が気がかりで・・・アルマゲドンを見れば、飼い主とお散歩していて隕石の穴に落っこちた犬がどうなったのかが知りたい・・・)

とまあ、そんな映画でした。
で、いつ新しい映画を見に行くのかな????ワタシ。

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