放出毛布2006年11月23日 22時19分44秒

ラジオ番組で、「アイロンをかけるとき、米軍の放出毛布を下敷きにしていました」というお便りが読まれたことがある。

一緒に聞いていた友達がすぐに反応して、「うちでもそうしてた! 目が細かくて厚い毛布だったよ」と話してくれた。

お便りに誘発されて、番組に来るFAXが、「うちもそうでした!」「うちもです!」の嵐。

それからしばらくは、会った友達がみんな、「米軍の毛布があってね、アイロン台のかわりに使っていたよ。ばるタンは見たことないよね」と熱く語ってくれるので、(また、その話だ!)とオカシイと同時に胸がいっぱいになって涙が出そうになるのだった。

しかも、全員が「この前まであったんだけど・・・今はないなあ・・・捨てたのかなあ・・・」と遠い目になってしまう。
残念というか、よかったというか。
「まだあるけど、ばるタン、いる?」とか言われたら、一も二もなく「ちょうだい!」と言っていただろう。
場所ふさぎになって持て余すに決まっているのに。

でも、みんながあんなに話してくれるんですもん。
見てみたいし触ってみたいよね。