道ばた希望 ― 2007年03月23日 21時53分31秒
今朝の新聞記事、何度も読んで・・・でもまだ意味が分からないので、口に出して読んでみました。
東電の原子力運営管理部長の会見。
「技術者の常識で考えれば臨界でないことはまずない」
わからないっ!
マイナスとマイナスを掛けるとプラスになるから・・・えーーーーと・・・・。
・・・・・・・。
・・・・・・・。
・・・・臨界ってことじゃん!(やっとわかった)
理解するだけで、エネルギーを使い果たしてしまいましたよ。
怒ったりビックリしたりするエネルギーが残っていません。
さては、それが目的だな。(読解力のないことは棚の上に丸投げ)
だいたい、「臨界」という言葉がわかりにくいよね。
臨海学校を連想して、楽しそうな雰囲気さえただよう言葉は、やめていただきたいです。
マジで核爆発5秒前だったのに、「ないことはないこともないかもしれないかもしれない」とか言っている場合ですか?
「チェルノブイりました」とか、はっきり言ってほしい。
でも、この事故は1978年。
チェルノブイリ事故(1986年)のセンパイになってしまうところでした。
東海村の工場で、臨界事故が発生したのは1999年。
核分裂連鎖反応が20時間続き、工場のまわりに暮らす人たちをも被爆させました。
重態だった二人は、東大病院に入院し、ありとあらゆる治療を受けましたがお亡くなりになりました。
最後にはご家族が「もう治療はいいです。楽にしてやりたい」とおっしゃったとか。
62年前の広島・長崎では、手当も受けられず、道ばたで亡くなっていった何万人もの人たちがいます。
二人だったら東大病院。
何万人だったら道ばたです。
「東大病院と道ばた、どっちがいい?」と友達に聞くと、
「道ばた! 東大病院で実験台になるのは絶対にイヤだ」とのこと。
はい、わかりました。
わかったところで、どうしてあげることもできませんが何か。
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