辺野古からメールだよ~2007年05月19日 11時32分01秒

米軍の新しい基地建設を止めようとしている市民たちは、今日も海に出ています。

基地建設に適した海かどうかを調査する機材を設置しようとする防衛施設局。
その機材の内容は、サンゴの産卵を調べる着床器具と音の出るソナーとビデオカメラらしいです。

それを112ポイントに置くだけでも、サンゴは傷つきます。

ビデオカメラにジュゴンが映るかどうかを調べるらしいですが、だったら音の出るソナーとライトブイってのはいったいまったくなんじゃらほい。

ジュゴンを追い払って「ジュゴンはいませんでしたから埋め立てましょう」と言いたいのね。

だけど、その論法には、すでに大きな間違いがあります。

家庭排水や工業廃水で汚くなってしまった川を、きれいな川に戻そうと、多くの地域で地道な努力が続いているではありませんか。

ジュゴンはかつてたくさんいたのです。
それが、非常に減ってしまったのです。

では、今やるべきことは、ジュゴンが安心して暮らせる環境を少しずつでも増やしていくことだと思います。


先ほど辺野古から届いたメールでは、「調査機材の設置を止めるために潜っている平和推進ダイバーは、体をハンマーで叩かれたり、タンクを揺すられたり叩かれたりしている」とありました。
でも、そんな状況でありながら、1つのポイントでは、ソナー設置を阻止したとのこと。


海上自衛隊も出てきているのだから、丸腰の市民たちのやることは、しょせんむなしい抵抗にすぎない、と思われますか?

米軍基地の建設を、一日でも、一時間でも、一分でも止めたい! 普通の楽しい生活は、戦争がないところにしかない! ただそれだけの普通の願いが辺野古に集まっているのです。