太陽アカラ 波キララ2007年06月25日 23時13分57秒

うたの日コンサートは、今年で7回目。
今年から「カーニバル」になって、入場無料です。
(ちなみに去年は4500円)

第2回うたの日コンサートから、皆勤で参加している私も、もちろん出席です。

というわけで、うたの日カーニバルに行きました。

いや、あの、正確に言いますと「うたの日カーニバルの会場に非常に近い場所に行きました」。


ペットは入場禁止なのですが、ぴぐモンを連れて行ったんです。
会場に入らなければいいのですよ。
会場が広い公園なので、イベントエリアの外も地続きであり、音は丸聞こえです。
出演者は遙かかなたの豆粒であって、まったく識別できませんが、それはしかたありません。

その場所は、仮設トイレにも近いのでした。
したがって、トイレに行く人たちが目の前を通り過ぎるのですが、犬好きの人は必ずぴぐモンに引き寄せられてしまうのです。
「かわいいですね」に始まって「いくつですか」を経由して、「実はうちにも犬がいて・・」と携帯の待ち受け画面を見せてくれる終着駅まで到達する頃には、2曲は終わっています。

ぴぐモンを連れてきたばっかりに曲が聴けないのは問題ですが、さらに問題なのは、料金がタダなので、必死に聞こうというモチベーションが下がっていることです。

今年はゲストが多いので、3、4曲でどんどん交代です。



宮沢和史が登場しました。

あっ! この歌は・・・!

「太陽(てぃだ)アカラ 波キララ」(※大工哲弘さんのブログに記事がありました

戦後50年を記念したコンサート「天に響(とよ)め さんしん3000」のテーマソングではありませんか!

三線を三千人で合奏しようというイベントでしたが、今と違って三線を弾く人も少なく、申し込んだ人は全員もれなく出演できました。

たとえ、どんなにヘタクソでも。
弾く音全部が雑音であっても。

ですので、ワタシもちゃっかり三千人の中に混ざっておりました。
三線を習いはじめたのが6月、このイベントが8月でしたので、ほんとうに何も弾けなかったのに、何とまあおこがましいことでありましょう。

そして、この歌を熱唱する宮沢サンの後ろで、バックバンドのふりをして無意味な雑音を出していたのでございます。


それはさておき。

戦後50年(1995年)には、まさかこのような戦後62年が来るとは想像もしていませんでした。

このまま、同じように戦後100年、戦後150年が来るんだろうな・・・と思っていたのです。

当時は軽い気持ちで「いい歌ができましたね~」と歌っていた歌ですが、今あらためて聞くと胸の奥にしみる平和の賛歌です。

歌の最後はこうです。

「心有てぃ風よ 御万人に語れ わした島・沖縄 平和世ぬ願い」
(ククルアティ カジヨ ウマンチュニカタレ ワシタシマ ウチナー ヘイワユヌニゲエ)