石鹸と重曹2008年10月12日 23時26分23秒

イチゴハウスはレスリングのリング?

ニャオスのそばに行きたいニャンギラスは、イチゴハウスのニャオスに「姉ちゃんずるい~私もイチゴに入る~」とごねます。
ニャオスは「じゃ、私はベランダに行って寝る」と寝場所を移動。
妹はイチゴハウスに入るものの、しばらくするとベランダの姉に「姉ちゃんずるい~」とごねています。
まるで、子供の頃の姉と私を見るようですよ。


というわけで、今日は、姉の話です。

実家に行ったときのこと。
台所で食器を洗いながら、姉がこんなことを教えてくれました。
「何の洗剤使ってる? これが一番よく落ちるのよ。洗濯石鹸」
台所には、固形の洗濯石鹸がごろんと置いてありました。

その頃は、普通の台所洗剤を使っていたので、「え?洗濯石鹸?」と思ったものです。

姉は、「台所も石鹸がいいのよ。油汚れも洗剤よりよく落ちるの。うちは洗濯にずっと石鹸を使っていたから、運動会でもうちの子がどこにいるかすぐわかったわよ。石鹸だと体操着が真っ白にならなくてうちの子だけ黄ばんでるから、大勢の中にいても目立つの」と威張っていました。


我が家では、姉の言うことには絶対従わなくてはいけないので、それをきっかけに、私も洗剤をやめて、石鹸に切り替えました。
粉末の粉石鹸を溶いて、とろとろの石鹸を作っておき、台所の洗い物と洗濯に使うことにしたのです。

さすが、うちの姉は正しい。
これはとても快適でした。
合成洗剤だと洗濯物を畳んだとき、指先に刺激があったのですが、石鹸に変えたら刺激がなくなったのでした。

石鹸生活が始まって数ヶ月後、姉からエクスパックが届きました。
エクスパックは、ぱんぱんにふくらんでいてずっしり重いのです。
開けてみると、重曹と重曹の使い方の本でした。
「これが一番!」

本を読んで、早速、油汚れに重曹を使ってみると、「ぴかり~ん!」と一皮むけたようにきれいになるではないですか。
さすが、うちの姉は正しいのでした。

友達にも石鹸を勧めていて、みんなに納得してもらっていたところでしたが、今度は重曹の布教です。
姉を見習って、本と重曹をセットにして「これ読んで使ってみて」と広めていきました。

このとき、重曹を教えてもらったことが、「たんすにジュゴン」に結びついていくのです。
さすが、うちの姉です。


で、姉は、盆暮れに、あるいは機会があるときに、何か送ってくれるのです。
ほんとうにありがたいです。
・・・・だけど、どーしていつも、送ってくれるのが合成洗剤なの?

ほんとにうちのねえちゃんは意味わからん。