不発弾2008年11月10日 00時40分37秒

先日、福岡の小学校から不発弾が見つかり、児童が下校しているところをテレビのニュースで見ました。

その小学校は、日本軍の高射砲があった場所だとのことです。
不発弾は信管が抜かれていて、爆発の危険はなく、無事に処理が終わったそうです。
ほっと一安心ですね。


ニュースの時、私はちょうど伊江島のことを考えていました。
60年前の伊江島では、海洋投棄するために船に積んでいた砲弾が爆発し、102人が亡くなる大惨事が起きているのです。

野積みされていた砲弾から出火し三日燃え続けたことから、危険を感じた米軍が海洋投棄を始めたのだそうです。
連日、地元の男性たちが米軍の命令で、砲弾を運んでいました。
それはおそらく、信管がついたままの砲弾だったのでしょう。

砲弾を積んだ船のすぐそばに、乗客を満載した定期船が到着したところだったので、犠牲になった方が多かったのです。
砲弾は、何百メートルも飛び、家屋も炎上させました。


それにしても、信管ってどういう構造なのでしょうか。
すぐ取れるものなの? 
取ったら絶対に安全なの?

爆弾は、この世の余計物ですので、戦争が終わってからもずっと余計な心配事をもたらしてくれます。
早いとこ絶滅することを願ってやみません。

コメント

トラックバック