モノ屋敷 ゴミ屋敷 92010年02月21日 23時19分51秒

義母の引越前のごたごたです。

2部屋のうち片方の部屋は、ほとんどが洋服入りのダンボール箱。
雪崩が起きそうなほどあります。
この部屋を処分品置き場に決めました。

もう一方の部屋は分類不能のゴチャゴチャですが、片隅にダンボール箱や衣装ケースが10箱ほど積み重なっていました。
引越先に持っていく荷物だとのこと。
「じゃ、引越荷物はコレたちと、ソファーベッドですね。あとは全部処分ということで進めます」と容赦ない私。

分類不能のモノを手当たり次第に大きな袋に詰め込んで、不用品部屋に移す。詰め込む。移す。詰める。移す。詰める。移す・・・と繰り返していると、あら不思議、だんだんに片付いていきました。

そうこうしているうちに、引越屋さんが処分するモノを運びにきました。
「こっちの部屋にあるモノは、全部処分してください。台所とお風呂場のモノはこれから袋詰めしますので、処分お願いします」

モノ屋敷から、主役のモノどもが次々に運び出されていきます。
ついに一部屋が丸々空いてしまいました。
あとは台所と風呂場と玄関周りにある分類不能なモノの数々を残すだけです。
このころから、義母が焦りはじめました。
「何もなくなったら、寝られんさー」
「(さっきも説明しましたが)お義母さんとクロちゃんは、今日からうちに行くんですよ」
「そうねー?」

そのとき、ふと気がついたことがありました。
「お義母さん、引越荷物に靴は入っていますか?」
「いや、入れてないはずよ」
「じゃあ、履く靴を選んでください。あとは処分しましょう」

下駄箱には、ビンテージ物の靴がぎゅうぎゅう詰めに入っています。
義母は靴を出しては、分類していました。
「これは捨てよう」
って2足だけ?

9割以上のモノを処分することには成功しましたが、靴だけはほとんどそっくりそのまま引越先に行くことになったのです。



引っ越してからわかったことですが、引越荷物として積み上げられていたダンボール箱は、親戚か友達かが適当に詰め込んだ箱で、特に必要なモノではなかったとのこと・・・。
じゃ、必要なモノは・・・?
とりあえず、靴だけはたくさんありますが・・・。