よくあるパターン2010年02月13日 23時03分28秒

隠れ甘えんぼのニャオス。
普段はプライドが邪魔をして甘えられない。
今日は珍しく膝に乗ってきました。

手探りで一枚。
ひざ乗り猫

もう一枚撮りましょ・・・

どどーーーーーーーーん!!!
邪魔猫参上!

おねえちゃんより私でしょっ!と割り込むニャンギラス。
ニャオスは怒って去っていきました。
(そしてぴぐモンに八つ当たりする・・・)

思わずスキップ2010年02月14日 23時51分47秒

今日はバレンタインなんとかという、こじゃれた日ですが、それよりも何よりも「旧正月」なのであります。

旧正月なので、普段、存在さえ忘れている(←いいのか?)仏壇に、ご飯を供えた。
普通の朝ご飯なので、コーヒーとパンです。
一瞬でニャオスが仏壇に乗り、サラダをチェック。さらに仏壇の奥へ行こうとするのをあわてて阻止しました。
仏壇猫

時々、仏壇の香炉に足跡がついているのは、もちろんニャオスの仕業です。


ぴぐモンと散歩していて、次に仕込む味噌のことを考えていました。
このまえは、麹が多めで早期熟成の色白味噌だったから、今度は麹の割合を減らして、じっくり熟成させてみよう、などなど
ふと気がつけば、私は、鼻歌まじりでスキップしていたではありませんか。
だいたいスキップなんて、何十年もやったことがなかったのに・・・。
そんな私にスキップさせるなんて、味噌ってすごいわ。
だけど、おばさんのスキップって、はたから見ると絶対不気味だわ。
気をつけよう・・・。

ぴぐモンもあきれて寝てしまうし。
お散歩疲れでねんね

思わずにっこり2010年02月15日 13時20分15秒


吾輩は猫であるを読む猫

岩波文庫「吾輩は猫である」上下巻(昭和38年発行)。
年月が紙を茶色く変えている。
ここまで古びるとブックオフはじめ、日本中のどこの古本屋も買ってくれない。
それに、ここまで古びるともう手放せない。

子供だったから知っている言葉の数が少なかった。
それでも面白くて読んでしまった。
明治の文豪なのに、ギャグ満載だったのには驚いた。
美しい三毛猫の三毛子は、飼い主の身分を自慢する。
三毛子の飼い主は「天璋院様の御祐筆の妹のお嫁に行った先のおっかさんの甥の娘」なのだという。

読み返すたびに少しずつわかる言葉が増えていった。
最近でも、

「天璋院様って篤姫のことだったのね!」
とわかって、大河ドラマに感謝した。


もう手放せない本だなあ・・・。とバイトでレジに立ちながら考えていた。
ニッパチというだけのことはあって、いつもよりちょっと暇なのです。

そのとき閃いたことがあります。

私が死んだとき、お棺にお花を入れる代わりに、この古ぼけた「吾輩は猫である」をバラバラにして入れてもらおう。
紙だから燃えやすいし、死んだ私も大好きなお話に囲まれて大満足。
古い紙で全身を覆われたら、ビジュアル的にも最高ですよ。
送るほうも「ばるタンをお花で飾ってどうするよ。似合わねー・・・」と思わなくていい。
それに、「吾輩は猫である」の最後は、「南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏。ありがたいありがたい」ですよ。
ぴったりすぎてコワいくらいですよ。

私の人生最高のナイスアイデアではないかしら。
早くその日が来ないかしら・・・と思うくらいです。

ふと気がつくと、一人でニマニマ笑ってしまっていました。
ニッパチに加えて、レジ係の不気味なひとり笑いのせいで、ますます暇な店内です。

ヤヴァ猫クロちゃん2010年02月16日 16時12分15秒

引越のごたごたで、しばらくうちに滞在していた義母とクロちゃん。
義母は1月半ばに引越先のアパートに移りましたが、クロちゃんは一緒に行けませんでした。
引越先の部屋は1階で、野良猫と遭遇する機会が多いのですが、クロちゃんはワクチンをしていなかったのです。
最初のワクチンは2回の接種が必要です。
うちのニャンギラスは白血病キャリアなので、ワクチンが効くまではニャンギラスとの接触もご法度です。
クロちゃんは、義母とも生き別れ、狭いケージに閉じ込められて暮らすことになったのです。

かわいそうなクロちゃんは、日に日に怒りっぽくなっていきました。
自分の視野に猫や犬が入ってきただけで、「じゃー!」と濁音で威嚇するのです。
クロちゃん

夜になると、大声で鳴くようになりました。
「V」の発音が得意なクロちゃん。
声を限りに叫ぶのです。
「オヴァアアー!」と義母を呼び、
「ヤヴァーイ!」と自分の気持ちを表現するのでした。

さびしいんだろうなあ、と思うものの、慰めるすべもなく、
「ヤヴァーイ! オヴァアー、ヤヴァーイ、ヤヴァーイ!」という叫びが、いつの間にか私の子守唄に・・・。

先日、やっと2回目のワクチンが終わり、クロちゃんは義母のアパートに行くことができました。
これで一安心。
 
大好きな義母と一緒に、ほとんど鳴くことさえしないで静かに暮らしているそうです。
「オヴァアー! ヤヴァクニャーイ!」とか叫んだりしないでね。
(実は内緒ペットなんです・・・)

ずるずる生活2010年02月17日 23時09分56秒

年末にケガをした夫がらモン。
入院は2泊3日だったので、年内に退院することができました。
退院したものの、完治したわけではありません。

「一ヶ月は物を噛まないでって病院で言われた。」
お正月用にゲットしたゴボウを持って固まる私。

えーと。とにかく柔らかくすればいいのよね。

というわけで、お正月用豚肉と手持ちの野菜を細かく切り、昆布も入れて圧力鍋でじっくり煮てみました。
お肉や野菜からいろんなダシが出たところで、手前味噌を入れる・・・。
「うまっ!」

がらモンにも義母にも大好評でした。
今まで、お正月には中味汁を作ったり、イナムドゥチを作ったりしてきましたが、刻んで煮ただけのおつゆが一番受けるとは・・・。

お正月なので、お餅を入れたらもちろんおいしいお雑煮に。
コンソメやトマト味などで変化をつけてもGOOD。
作るのは楽だし、スーパーで適当に買った野菜でいいし、メニューに悩むこともありません。

そのずるずる生活は、今も続いているのです。
もうね、普通のメニューはめんどくさくて作れなくなっているんじゃなかろうか。
しかも、がらモンは、普通のメニューより今のままでいいと言っています・・・。
し、失礼な・・・。