映画「ビルマVJ 消された革命」 ― 2010年07月03日 14時22分01秒
桜坂に映画を見に行きました。
「ビルマVJ」
VJが何のことかわからなかったし、記憶することができず、窓口では「ビルマの映画一枚」と言ってチケットをもらいました。
私は、ミャンマーが好きなのです。
行ったことはないけれど、第二の故郷だと勝手に決めている。
日本がつくづくイヤになると、「もう亡命してやるー!きー!」と思うでしょ。
さあ、どの国にしようかな?
ミャンマーがいい、と私は思っています。
サイクロンがミャンマーを襲ったとき、人々は家から持ち出せた食糧を、お寺に持って行ったと聞きました。
みんなが持ち寄った食糧をお寺で分配した、と。
尊敬と信頼を寄せることのできるお坊さんたちがいて、貧しくても助け合うことのできる人々がいる。
そんな人々に囲まれて暮らしてみたい、と思うのです。
サイクロン被害の少し前、2007年9月、ミャンマーでは民主化を求める大規模なデモがありました。
お坊さんを中心にした非暴力のデモの様子が、ニュース番組で流れていたので、胸をあつくして見ていた人も多かったことでしょう。
そして、軍隊による容赦ない弾圧の映像に、身もだえしたことでしょう。
私もその一人でした。
日本人のカメラマン長井さんが軍隊に射殺された様子もテレビで流れていたので、私は「外国人カメラマンや報道陣が大勢取材に入っていたのだろうな」と思っていました。
「だから複数の映像がある」と。
だけど、外国人ジャーナリストを熱烈歓迎する軍事独裁政権なんて、まずあり得ないわけで。
デモの映像から弾圧の瞬間の映像まで、ハンディビデオを持った命がけの人たちが密かに撮影していたのだそうです。
ビデオジャーナリスト、つまりVJです。
それを、ネットで配信し続けた「ビルマ民主の声」のドキュメンタリー映画でした。
お坊さんたちに連動して笑顔の市民たちが集まってくる場面や、スーチーさんの家に向かうデモ隊の誇らしげな顔。
次の日にはスーチーさんの家の前に幾重にも立ちふさがる兵隊や、四方から道を阻まれて動けなくなるデモ隊に襲いかかる兵隊。
ニュースで流れていたのは、ほんの少しだったんだ・・・。
どの場面も胸が痛い映画でした。
それでもやっぱり、ミャンマーは私の第二の故郷。
私の大切な人々が暮らしている場所です。
お坊さんと市民と、報道に命をかける人たちがそこにいるのです。
桜坂劇場で7月9日まで上映していますよ。
桜坂劇場から出たら、あとはお約束のお買い物。
かっこいい!Tシャツ!3150円。
今年はまた、辺野古の浜でピースミュージックフェスタがあるそうです。
資金あつめも兼ねたTシャツです。
猫さんもお気に入り。

後ろもこの通り。

お買い物は続く。
梅4キロ千円。
熟しているのでジャム用に買いました。

ゴーヤー山盛り50円。
うちは夫婦二人暮らしなのに・・・こんなにたくさんどうしよう。
だけど、50円だから買うよね・・・。

当分ゴーヤー責め。
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