勝手な想像2010年12月20日 21時49分03秒

カニゴンは、公園で保護された捨て犬だ。
病院に連れて行って
「何歳くらいでしょうか?」と聞いたら、先生は
「うーーーーーん、これは・・・・かなり年だね」と曖昧なことを言った。

カニゴンはオスで、去勢されていない。
手術したほうがいいですか? 歯石も取れますか?
「ここまでお年だと、全身麻酔はしないほうがいいでしょう」

小さい犬は、片一方のタマタマが降りていないことが多いらしい。
おなかの中に残ったタマタマは、癌化する可能性が高い。
先生は、カニゴンのおなかを触って調べてくれた。

「この子は元々、片タマだね。おなかにタマが残っていません」

じゃ、元の飼い主がズポラで手術していなくても、偶然助かったんだね~、カニゴン。

「去勢すると太る場合が多くて、太ると腰にきます。この子は手術していないから太らなくて、この年まで歩けているのかも」
手術しなくてありがとーってことですか。
「偶然ですけどね」


カニゴンはお散歩したことないと思いますよ。肉球が異様に柔らかいんです。
先生と看護師さんが、カニゴンの肉球を触った。
「うわ~! 柔らかい! 赤ちゃんみたい!!!」

先生はしみじみ、「外に出なかったから、フィラリアにもならなかったんだろうね」

偶然が全部、いい方向に転がったようなカニゴンだ。

カニゴンは、人を怖がらないし警戒心もない。
お散歩はしないまでも、とてもかわいがられていたのだろうと思う。
座卓で私が何か食べていると、自分も食べる!と大騒ぎする。
いつも人間と一緒の物を食べていたんだろう。

かわいがられていたのに、なぜ捨てられたの?
お年寄りに飼われていたの?
その人、施設に行っちゃった?
それとも、もっと遠いところ?
カニゴンのこと、気にかけていただろうね。

縁あってうちに来た偶然は、いい方向なのかどうなのか。

血尿になったとき、先生はこう説明しました。
「環境の変化がストレスになって、免疫力が落ちたりします」

うーむむむ・・・今の環境では猫に叩かれたりするからなあ・・・ストレスかも・・・。

番長ニャオス
ふんっ! 鍛えてやってんのよ!!