今日も普通にゴミ拾い2005年08月08日 18時47分05秒

はじめまして!

沖縄県在住、ばるタンと申します。

犬の散歩の時に、持って出かけるのは
 ウンコバッグ
 ゴミ袋
 ゴミばさみ
の3点セットでありまして、
ゴミばさみを振り上げて
「フォッフォッフォッ」と笑っているところが
バルタン星人を彷彿とさせるというので、
この名前になりました。

両手にゴミばさみを持ったら、もっとバルタン星人なのですが、
そうしたら拾ったゴミの処理に困るし、犬が逃げます。

犬の散歩やゴミ拾いでの出来事を中心に、書いていきたいと思います。

どうぞよろしくお願いします。

収穫2005年08月09日 09時50分41秒

今朝は珍しく収穫がありました。
木炭を1箱拾ってしまったのです。

昨日から「あんなところに段ボール箱がある。子猫でも入っていたら困るなあ」と思っていたものの、すでにかなりのゴミを拾っていたためにスルーしていたのでした。

今朝、箱に何匹も子猫がいて、みゃーみゃー鳴いているところを想像しながらおそるおそる近づいてつんつんしてみると、木炭1箱(3キロ。値札298円)。その上に開封していない割り箸1袋(値札68円)が乗っていました。

日曜日にアウトドアでバーベキュー(海でやる場合は、沖縄ではビーチパーティーといいます。発音はビーチパーリーです)をして、残ったもの、あるいは積み残されたものがそのまま放置されたと判断。
これから楽しいキャンプだから、2日前から木炭と割り箸を公園に置いている、という人はいないだろうと思い、お持ち帰りしました。

割り箸は新品ではありますが、私の中ではゴミに分類されたので、ゴミ袋行きです。

実はそのほかにも、ちっちゃい犬のぬいぐるみも拾っていて、泥だらけだったので、洗って干しています。両手両足に磁石が内蔵されていて、あちこちにくっつくかわいいやつです。

なんだかゴミ屋敷予備軍みたいですが、使えるものを拾うことはほとんどありませんし、拾ったゴミはちゃんとゴミの日に出していますよ。ほんとです。ほんと。

ラブレンジャーとお呼び!2005年08月10日 16時55分25秒

今日は、いったい私がなぜ、ゴミ拾いにウツツを抜かすようになったか、その動機をつまびらかにしようと思います。

私は現在、300世帯ほどの集合住宅に住んでいるのですが、毎月一度、お掃除の日があり、みんなでゴミ拾いや草刈りをしています。

数年前、集めた落ち葉や草を黒いビニール袋に詰め、山のように積み上げて熟成させたことがありました。
しばらくすると栄養たっぷりの腐葉土ができあがり、あちこちの花壇に運ばれていきました。

しかし、落ち葉や草は、年月を経て土に変わっていたのに、まるでたった今混ざったんだよ~と言うように、ぴかぴかの新品状態で色も鮮やかにお菓子のパッケージがいくつもいくつも出てくるのです。

お菓子はみんな小袋に入っていて、しけらないし虫もこないし、実に便利。だけど、みんな「プラ」なので劣化しないのですね。
同様に、たばこのフィルターもはっきり残っていました。外側の紙は無くなっているのですが、フィルターはおそらく、石油か何かが原材料なのではないでしょうか。

同じ頃、テレビで見た、雛に口移しで餌をあげているカツオドリが、海に浮かんでいるゴミも食べさせてしまうので雛が死んでしまうとか、ウミガメがビニール袋を餌のクラゲと間違えて食べて死んでしまうとか、そういうことと新品同様のお菓子袋がばっちり結びついたわけです。

私はカツオドリフェチだったり、アホウドリファンだったり、ウミガメサポーターだったりするので、ほんのちょっとでもできることをやろうかな、というのが動機かな?

書いているうちによくわからなくなってしまいました。

でもまあ、かなり前から犬の散歩の時に、落ちているレジ袋を拾ったりしていたんですが、本格的にゴミばさみを持ってごっそり拾うようになった頃、私を後押ししてくれる人が現れちゃったのですね。

それは、歌をお休みして沖縄で絵本を描いたりしていたcoccoさんなんです。

coccoさんは、ゴミゼロキャンペーンを始められ、ゴミを拾う人のことを「ラブレンジャー」と名付けてくれたのです。おかげで私は、「ゴミを拾うおばさん」なんかじゃなくて「ラブレンジャー(しかも犬つき)」になれたのでした。

もうひとつの動機2005年08月11日 23時13分21秒

昨日はかっこいい動機を書きましたが、書いていてしっくりこなかったのが見え見えのバレバレ。

たしかにカツオドリやウミガメのことは一番の動機なのですが、動機って一つではないですね。
たかがゴミ拾いの動機でさえあれこれあるのに、警察沙汰にでもなっちゃって取り調べで動機を聞かれたら大変だろうなあと思います。
同情します(誰に?)。

さて動機です。
それは、ゴミ袋が有料になったことから始まります。

うちの地域では大中小と3種類のゴミ袋があり、お値段が10枚157円から210円までそれぞれです。
どの大きさの袋を買うべきか、試行錯誤の結果、わが家では「小では小さすぎるが中では大きすぎる」ということがわかったのでした。

もう一つわかったことがあります。
私は、「ゴミ袋のためにお金を払うのは全然平気だが、スカスカの袋を回収に出すのはもったいなくて悲しい」と非常に切実に感じる人間だった、ということです。

われながらケチの方向性が細やかだわ、と感動せずにいられません。

ゴミの日が来るたびに、「まだ入る。何か捨てる物はないだろうか」と悩んでいたのですが「だったら集めてくればいい!」とひらめいたというわけです。

というわけで、今や買うのは迷わず大袋。
自分のうちから出る少量のゴミに加えて、拾ったゴミをぎゅうぎゅうに詰めて、「まだ入りそう」と体重をかけてさらに詰めこんで、袋のはしを思いっきり引っ張ってかろうじて縛るという状況になりました。

おかげさまで幸せです。

大漁2005年08月12日 23時49分22秒

今朝は、きれいなレジ袋をたくさん拾いました。
風に吹かれて海に飛んでいく前に、回収できたのはラッキーでした。

汚れていたり破れているレジ袋はすぐさまゴミですが、きれいなレジ袋は明日のゴミ拾いの強い味方となりますので、ありがたく回収させていただきます。

毎回、家からレジ袋を持って出かけるのですが、落ちているゴミが多くてあっという間に満杯になる日もあります。
まだまだ散歩コースは長いのに困ったなと思っていると、もっと大きなレジ袋を拾うことができ、それが満杯になった頃に、もっともっと大きなレジ袋を拾ったりすることもあります。
これを私は「ひとりわらしべ長者」と呼んでいて、「捨てるレジ袋あれば拾うレジ袋あり、だなあ」とゴミの神様に感謝するのです。

レジ袋を有料にするときは1枚6円が適当ではないか、という新聞記事を読みましたが、私なんか今までにいったいいくら分拾ったことでしょうか。今日だけで100円分くらい拾ったんじゃないかしら。計算が合わないけど。