やっと読んだの「半落ち」2005年09月19日 23時20分35秒

2年くらい前、「半落ち」という本が、非常に感動的で、泣けちゃうんだというのを聞き、ばるタンも読んでみたいものだと思っていた。

しかし、読んでみたいと思うのは、ばるタンだけではないものだから、図書館で常に貸し出し中。

そんなある日、骨髄バンクから送られてくる会報に、作者の横山秀夫さんのインタビュー記事が載っていた。
なんと、横山さんは、そこで、「半落ち」のオチをお話になっておられたのだ。
ちょっと、あちゃーでした。
オチを言ってはだめじゃん。
だけど、作者だからいいのかも。
それに、骨髄バンク関係者は全員とっくに読んでいるような雰囲気でのインタビューでもあった。
ああっ、 ばるタンだって関係者の末席にいるのに、まだ全然読んでないよー。この年になってもまだ落ちこぼれることってあるのね、ばるタンの可能性(不可能性?)は無限だわと思いました。

本を読む機会のないまま、映画「半落ち」に行き、「いろんな立場の人が出てくるから理解が追いつかないよう」と困っているうちに森山直太朗の歌が流れてきて映画は終わり。
オチを知っていなかったら、何が何やらさっぱりわからなかったかも・・。

やっと、このたび読むことができたわけですが、読み進めても読み進めても「いろんなしがらみや組織にがんじがらめになっているおっさんたちが次々出てくるよう」ということがわかっただけで、これじゃあばるタンの理解力では全然泣けないのだった。

しかし、最後の見開き2ページになったところで、突然キターとなり、ぼろぼろ泣いてしまいました。
いったいあれはどういうシステムになっているのでしょうか。