親孝行はむずかしい2006年04月04日 23時56分08秒

4月5日(水)夜10時から、
テレビ朝日系列「報道ステーション」で、
辺野古の基地問題が放映される予定

私は、親孝行をしないこと山の如し、であります。

と、威張っていてはいけないかもしれないなあ、と思うときもある。
まあ、ごくごくたまにですけど。

世間さまが、母の日だの父の日だのと騒いでいた去年のあの頃(どっちだか忘れた)、私も人並みに両親にプレゼントでもしようかなと思い立った。

アイデアがないので、世間さまにならって、かりゆしウエアを選ぶことにした。

数々あるかりゆしウエアの中から、「うん、これはデザイン、素材、色、すべてにおいてばっちりだ」と思われるものを時間をかけて探し出した。
いいのが選べたなあ、と非常に満足だった。

ある朝テレビで、クールビズを着た首相の姿を見て、私はひっくり返った。
首相が着ているのは長袖、私が買ったのは半袖ではあるものの、同じデザインだったのだ。

よりによって、あの人と、両親がお揃い!?
がびーん!
慣れない親孝行なんかしたばっかりに、、、、。
完全にとほほであった。

という去年の心の傷も、すっかり忘れ果てた今日この頃。
辺野古のドキュメンタリー番組「海にすわる」に、私が買ったのと完全に同じ物を着ている人が出てくる。

それは、那覇防衛施設局局長である。
しかも、局長の体とウエアが合っていなくて、何だかみじめに見えてしまうのである。
非常にかっこわるい着方をしておられるのである。

ああ・・・・。

親孝行とは、こんなにむずかしいものだったのか・・・・。
知らなかった・・・・。

がらモンに、「親孝行なんかしちゃいけなかったね・・」と言うと、がらモンはこう言うのだった。

「親孝行はしてもいいんだよ。センスが悪いのが問題なんだ。これからは、気に入った物は買っちゃだめだよ」

それじゃ人生つまらないんですけど。