全然まったく ― 2006年04月20日 23時56分40秒
三線を習いに行ったときに大切なことは、工工四(くんくんしー=三線の楽譜)を見ないことです。
とにかく、先生の手を見て真似をする。
それから、歌うことですね。
歌詞がわからなければ、「お~お~お~」でもいいから、とにかく先生の真似をする。
「ちびからついてきたらいいさ(お尻をおっかけておいで)」
私の先生は、いつもそう言っていました。
私は素直ないい子なので、ちゃんと先生の言うとおりやってきたわけです。
そして10年。
ついに言われてしまいました。
「ばるタン、ちょっとは工工四もわからんといけないなあ」
あ、あれ?
私が全然まったく工工四が読めないの、先生知ってたのね。
そう言えば、「お稽古の間、工工四を見ない」ということと、「全然工工四が読めない」ということはイコールじゃないよね。
今、気がついた。
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