「もっと」2006年04月29日 00時52分08秒

「たんすにジュゴン」の絵付けをしようと、テーブルに新聞を広げ、その上に豆乳、筆を並べた。
ジュゴンの絵を描きながら、なにげなく新聞を読む。

「住民より米軍優先」という大きな見出しがある。
知事が「容認できない」と言っている。
宜野湾市長が米軍と日本政府を批判している。

うんうん、と読みながら、ふと、新聞の日付を見た。

2004年10月14日。
おととしの新聞だった。

何かを包んだり敷いたり、掃除に使ったりするために、すずめには常に古新聞がある。
少なくなると家から持ってきて、また少なくなると持ってきて・・・と繰り返していたが、棚の下にあった古新聞が使われずに残っていたのだろう。

この日は、沖縄国際大学に米軍ヘリが落ちてから2ヶ月後だ。
事故機と同型のヘリが飛行を再開したので、「お願いだから飛ばせないで」と知事も市長も新聞も言っていたわけです。

「岩国では、米軍はきちんと決められた発着をしている。沖縄の人はもっと抗議すべきだ」
これはつい最近の新聞に載った、軍事アナリスト小川和久さんのコメントだ。
沖縄の人がどれほど抗議すればいいのか、どうすれば「もっと」になるのか教えてほしいよ、小川さん。


今日からしばらく留守にします。
GWなので、実家に行って、ギャオスに吠えられたり噛まれたりして暮らします。
では皆様、楽しいGWをお過ごしくださいね~。