映画「不都合な真実」2007年03月07日 23時40分44秒

「不都合な真実」を見に行きました。

ここのところ、物が覚えられなくなっているワタシ。
「不確か」「不透明」「不確定」「不真面目」・・・ああー、なんて題だったっけなあ・・・と思っている間に切符売り場です。
で、売り場のおねえさんに告げた言葉が、
「ふ」。

一文字で切符を売ってくれたおねえさん、ありがとう。


この映画は、地球温暖化についてスライドを使って講演するアル・ゴアを映像にしたものです。

沖縄の夏は期間は長いですが、最高気温は32度くらいでした。
そして、いつも風があるので、日陰は涼しい・・・というのが普通だったのです。
でも、最近は33度34度の日が続くようになりました。
内地の39度などには及びませんが、温暖化を実感しています。

夜、犬の散歩に行くと、アスファルトは熱を持っていて触るととても熱いのです。
昼の熱が夜も残っていて、また次の日の太陽を浴びる。
地表はますます熱くなる。
暑いのでエアコンをつける。
暑いので歩くのをやめて車にする。
電気もガソリンも使ってしまう。

こういう悪循環が身にしみているので、とても説得力のある映画だと思い、すっかりアル・ゴアのファンになってしまいました。
息子さんやお姉さんのエピソードも語られますが、とても心を打つものでした。

あんなに素敵な人なのに、どうして、大統領選でブッシュなんかが勝ってしまったのだろう・・・。
それはおそらく、沖縄でナカイマが勝ったのと同じ構造なのかもしれません。
つるんでいる大企業が多ければ多いほど、票がとれるわけですよ。

ブッシュは、2万人の兵士を戦場に送り込むことにしましたが、なぜ今の時期にそんな無謀なことを決めたのでしょうか。
2万人の兵士に必要な武器や制服やその他いろんな物を作っている企業から、いいものがもらえるのかも知れません。


私がこの映画で一番驚き、そして感銘を受けたのは、「温暖化を防止するために、戦争はするべきではない」と言及してくれたことです。
すぐさま走っていって、ゴアさんの手を握りたいと思いましたよ。
どっちに向かって走ればいいのかわからないのでやめましたが。


今日は寒いですが、またすぐに夏が来ます。
ベランダを緑でいっぱいにして、少しでも涼しく過ごしたいのですが、私は全部枯らしてしまうのです。
しかたないので、今年はすだれを2枚にしてみようかな。
私にできそうな温暖化対策がありましたら、ぜひ、教えてくださいね。