その後のスギボックリ ― 2007年07月20日 19時51分56秒
トゲはあくまでも尖り、固く締まっていたスギボックリ。(←拾った日の記事にリンク)
今朝ふとテーブルの上のスギボックリを見ると、ウロコのようになっている表面に、少しだけすき間が開いている部分がありました。
乾いてきてマツボックリのように開くんだな、と指先でツンと触ると、その瞬間に「バラッ」と分解しました。
ぎゃっ!!!
ビックリして飛び退く私。
突然ですが、バッタと遊んでいて足がもげた記憶がよみがえる。関係ないけど。
それから深く納得することがありました。
なぜ、今までこのスギボックリを見たことがなかったのか。
それは、木の上からパラパラと種を落としていたからですね。
さて、これをどうすればいいのかな。
元の木のあたりに捨てればいいのか、いや、捨てるという言葉はよくないな~。
元の木のあたりに撒く・・・といいましょうか。
でも、台風で落ちたのだから、成熟した種ではないでしょうね。
撒いたつもりでも、結果は捨てたことになりそうです。
スギボックリ最終章 ― 2007年07月20日 23時27分19秒
追加です。
テーブルで「かさり」という音がしたので見に行くと、さっきまで球体を維持していた方のスギボックリが崩れた音でした。
実を言うと、不気味です。
もう、触りたくない気分。
触って崩れた時の感触が・・・小動物を誤って殺してしまった感じがするのでした。
洗濯物を干そうとして、風化が進んでいる洗濯ピンチを握ったらパリンと壊れてしまう・・・そんな時にも同じ感じに襲われるんですけどね。
背中におぶった子供に、「100年前、お前に殺されたのはこの場所だ」と言われた感じですよ。(by夏目漱石:夢十夜)
でも、この一週間、私を楽しませてくれてどうもありがとう。
また会えるかな? 台風のあとに。(でも次は拾わないかも・・・)
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