3年たちました・・2007年08月13日 23時09分53秒

今日は8月13日。
沖縄国際大学の建物に米軍ヘリが突っ込み、爆発炎上した日です。

6日、9日、15日と、8月は戦争のことを思う日が続きますが、私の中では13日もしっかり組み込まれてしまいました。

取り返しのつかない破壊と殺戮のあとに、やっと戦争が終わったのが62年も前なのに、有事とはこういうものですよ、と教えてくれたのが8月13日だったのです。


私は、事故の1ヶ月後に行われた抗議の県民大会に参加して、初めて現場を見ました。

建物と道路の間には、たいしてスペースがあるとは思えませんでした。
お友達とお弁当を食べるには充分な場所かも知れませんが、ヘリが炎上するにはあまりにも狭すぎる場所です。

そこに墜落したのです。

米軍の言い訳に「パイロットの操縦が上手だったので被害が少ない場所を選べた」というのがありました。
でも、あの場所を見ると、「絶対、選んでいない。ここに墜落したのはただの偶然。人的被害がなかったのは奇跡」だとはっきりわかりました。

人的被害がなかったのはほんとうに奇跡です。
それは、おかあさんが赤ちゃんを抱いて必死で逃げた・・からこそ被害がなかったのであって、破片が人を避けてくれたわけではありません。

仮に被害があったとしても、米軍の起こした事故を、日本の警察が調査することはできません。
それが地位協定というものだそうです。

事故の原因をきちんと教えてほしい、誰のミスだったの?と聞いても、ケビン・メア総領事のお答えは「そんなことを知りたがってどうするの。知りたがる方がおかしいよ」。(少し意訳)


こんなサイトを見つけました。
更新は終わっていますが、写真や証言の臨場感がとにかくすごいです。
だって、現場ですから。

沖縄国際大学米軍ヘリ墜落事故学生対策委員会