祈りの場所 ― 2007年10月16日 01時26分18秒
ついに、県民大会の参加者が1万3千人になってしまいましたあ。
「検定意見の撤回に反対するための集会」で報告された数字ですYO。
集会開催直後は、「参加者の数は問題じゃない」とも言われていましたが、すごく数字にこだわっておられるのがよくわかりますねー。
繰り返しになりますが、沖縄では、「11万人集まったんだから撤回して!」とは言っていないんです。
子や孫や曾孫が戦場を逃げまどうことがありませんように、そのために文章を元通りにして、と願っているのです。
戦争にどんな美しい大儀があろうと、戦場で何が起こるのか、沖縄の人たちは身にしみています。
軍隊に協力を惜しまなかった結果、故郷の山河がどうなったのか、沖縄の人たちは見てきました。
アメリカの軍政下から日本に復帰しても、それから何度内閣が変わっても、戦場での想像を絶する悲惨な記憶から逃れることはできないのです。
そんな体験を、子どもや孫にさせるわけにはいかない。
県民大会にあんなに大勢の人が集まったわけは、自分の子どもや孫、そしてあらゆる子ども達のためでした。
もちろん「検定意見の撤回に反対するための集会」に参加した人たちの子どもや孫たちも含まれています。
「沖縄に キノコと 平和を」
「未来のすべての子ども達に 平和を」
県民大会は、祈りの場所でした。
コメント
_ 桃太郎 ― 2007年10月16日 10時44分18秒
_ ばるタン ― 2007年10月17日 00時00分39秒
やっぱりかなり脅威だったらしく、「沖縄の圧力に屈するな」みたいな言い方もされているみたいですよ。
圧力って言われましても、ねえ・・・^^;;;;
戦争がいやなだけなんですけど。
_ BIN★ ― 2007年10月17日 00時59分20秒
_ ばるタン ― 2007年10月17日 01時14分59秒
私もそう思います。
県民大会の晩、内地の友達からメールが何通か来ました。
「前向きになれた」「勇気がでた」と感謝されたんです。
これからどうなるのか、実は怖いのですが、日本中の人たちの心に届いた県民大会だったと思います。
沖縄ブームで、沖縄のおばあファンの人も多いことでしょう。
おばあの言うことは聞かなくちゃいかんですよ。
おばあはとにかく戦争は駄目だと思っております。それをこれからも伝えなくては。
_ PFC ― 2007年10月18日 17時42分22秒
平良牧師がイラク支援に行くと「米軍は沖縄からやって来る」と言われてしまうそうです。今も米軍が駐留しているアフガンで難民支援を続けるクリスチャンの中村医師も『「殺しながら助ける」支援というものがあり得るのか』と題するテーマでテロ特措法の延長問題についてHPに書いておられます。
その中村医師が10月22日月曜日に那覇市民会館大ホールで昼夜二回講演会を行うそうです。ご存知かもしれませんが・・・。詳細は↓のURLでご覧になれます。上に書いた記事もこのHPに掲載されています。
http://www1a.biglobe.ne.jp/peshawar/p-news.html
ブッシュ(と確かブレアも)は所属する教会から破門されたと聞いています。中村医師も同じクリスチャンとして恥ずかしいとおっしゃっていました。
県民大会の祈りは、アフガン・イラクそしてイランへと続く戦争に反対する祈りでもあるのではないかと思います。
_ ばるタン ― 2007年10月19日 13時23分44秒
このイベントは全然知りませんでした。
午後なら行きやすいな(無料だし)、と思ったら、高校生対象でした^^;
夜の部に行けたら行きたいと思います。
お知らせありがとうございました。
県民大会へのバッシングに、いろいろなことを考えています。
戦争に向かいたい勢力が見えてきますね。
民主主義ってこんなに大変なものだったのか、平和を育てるには、どんな技術が必要なのか、迷うことばかりです。
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_ BIN★の「この記なんの記」 - 2007年10月17日 00時09分29秒
県民大会の直後などは、政府すら前向きの対応をするようにも、見えました。
しかし、福田内閣の支持率が安倍内閣時
耳には入りませんでした。
行った人たちがそうゆうてるのに何言ってんだか
もう数字なんてどうでもいいけど、こうやって史実は歪められてきたんだという
ことが、よーーーくわかりました。