手前味噌、お前味噌 ― 2007年12月26日 00時06分42秒
私が味噌を仕込むより少し早く、内地の友達が仕込んでいた。
というより、「手作り味噌の材料を注文しちゃった~」とのメールを受け取った私が、「あっ、コノヤロ、私も作ってみたいと思っていたのよ」と真似っこしたわけでした。
それぞれが「絶対うちの味噌の方がおいしいはず。なぜなら『手前味噌』という言葉があるくらいだから」と思って仕込んだ味噌。
まず、友達の味噌が小さな瓶に入ってやってきた。
ひとなめして私は、「負けた」と思った。
自分の味噌については「何だか塩辛い味噌状のもの」としか思えなかったのだが、友達の味噌は「ちゃんと味噌」しているのだ。
「あーあ」と思いながら、こちらからも送り返した。
すると友達からのメールはこうだった。
「うちのは単なるお味噌。そちらのは、そこはかとなく味があるね」
そ、そうか????
お互いに、手前味噌より、お前味噌の方がおいしいってどういうことなのか・・・。
でも、おいしいかどうかは別として、自分で作った味噌は実にカワイイ。
サラダには味噌マヨネーズ、豆腐や大根にはゆず味噌、おにぎりにも味噌。
何に使ってもカワイイので、何にでも使ってしまう。
これって、出来の悪い子ほどカワイイってことかな。
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