本の紹介です2008年09月02日 00時16分48秒

このブログのコメント欄でおなじみの、さくら子さんが本をお書きになりました!

『きちんと「自分の気持ちが言える子」に』(PHP研究所発行)

さくら子さんのお仕事は、カウンセラーであり、下地勇の追っかけ(←仕事ではない)です。
小さなお子さんをお持ちのご両親に読んでいただくだけでなく、年齢にかかわらず親子のコミュニケーションや、職場の人間関係にも参考になることでしょう。

以下さくら子さんからのメールより勝手に抜粋

○身近な例をいっぱい入れて、読みやすく、実際に役立つものを。
○一人ひとりを大切に。人とのつながりを大切に。
 そんなことを心がけながら書きました。

<ご注文方法>
 一般の書店には並ばないそうです。
次の方法でご購入ください。

★PHP研究所のサイトから。
(本のご紹介、注文受付)


以上抜粋終わり。

生協の注文カタログにも載る予定だそうですよ。


私がブログを始めて間もない頃、映画「日本国憲法」を見にいきたいけど、どんな映画かな?と検索してみたのです。
引っかかってきたのが、さくら子さんのブログでした。
優しい語り口に惹かれて、ほかの記事も読んでいきました。
しばらくスーミー(のぞき見)していましたが、ご挨拶のコメントを書いた直後に「桜坂劇場で待ち合わせ」という事態になったのは、今思い返しても、何が何やら。

リアルさくら子さんが、おっさんだという可能性もあるよね・・・と思ったりしましたよ。(お互い様)

そんな出会いでしたが、今では勝手に、ずーーーーーっと前から友達、みたいな感じでございます。

というわけで、ご本の紹介でした。

じゃんけん兄妹2008年09月05日 14時22分54秒

実はビビリのニャオス

黒いやつ怖い・・・。
ガラス戸の向こうからおそるおそる部屋の中をうかがうニャオス。




ニャンギラス(ジラースから改名)が来てから、わが家の犬猫は複雑です。

ぴぐモンは、ニャオスに負ける。
ニャオスは、ニャンギラスに負ける。
ニャンギラスは、ぴぐモンにちょっと負ける(時がある)。

じゃんけん状態になっております。


特に、姉猫と妹猫の関係が非常によろしくない。
ぴぐモンには威張りまくりのニャオスなのに、まるで猫を見るのが初めてのように恐がってしまいました。

でも、ニャンギラスは、地域猫コミューンで生まれ育ったために、猫に囲まれてきたのです。
まだ赤ちゃん気分のニャンギラスは、ニャオスのそばに寄りたくて寄りたくてしかたない。
それなのに、シャー!と威嚇され、文句を言われ、ニャオスの近くに行くことを拒否されています。

ニャオスも不憫だし、ニャンギラスも不憫。
ダブル不憫です。

妹が近づいて姉が怒り出すと、ぴぐモンがあわてて二人の間に入ったりします。

ぴぐモンったら、お前はテロテアさんか?
テロテアさんが憑依するようになったのか?
猫のウンコを掘り出して食べていたときには、びっくりしましたよ。
そこまでテロテアさんと同じことやらなくていいです・・・。


ぴぐモンと公園を散歩したときのこと。

低木の茂みに黒い猫が2匹いました。
2匹の猫は、茂みの左右から出てきて、茂みを挟んできちんと対照的にお座りをしました。
一匹は、公園でよく見かけますので、ニャンギラスのお母さんだと思います。
もう一匹は、見たことのない大きな猫でした。

二匹は、じっと動かずに、黙って私を見つめていました。
ニャンギラスと同じ色の大きな目が、ぱちりぱちりとまばたきをするだけです。

「うちの子をさらったのはあなたでしょ」と責められているようで、
「かわいがります。だいじにします」と、声に出して言いました。

病院でその話をしたところ、
「うちの子をよろしく、ってお願いにきたのね」と先生は言うのでした。

ニャンギラスの3種類の寄生虫は駆除できました。
よく食べ、よく出し、必要以上に元気です。

映画「おいしいコーヒーの真実」2008年09月08日 23時11分03秒

エチオピアと言えば、
マラソンランナーのアベベ選手を思いだして、それ以上思い出すことが何もなかった・・・・。
この映画を見るまではね。

エチオピアはコーヒーの有数な産地なのでした。
でも、コーヒーは、先物取引など先進国の思惑で価格が決められ、中間のバイヤーが何層も存在し、コーヒー生産者は貧しく餓えているのです。

要らないものを作って、売れなくて貧しいのなら理解できる。
でも、世界中で喜ばれているものを作って、きちんと売れているのに貧しいのはどうしてなのか?

貧しい国は一生懸命生産してどんどん貧しい。
富んでいる国はせっせと消費してさらに富む。

この誤った構造は、コーヒーに限らず、私たちの身の回りの、非常に多くの品物で起こっていることです。
監督は、「どこの国でも好まれているコーヒー」を題材にして、それを伝えようと思ったのだそうです。
おかげで、私も、コーヒー農園やエチオピアの人々の生活を知ることができました。

先進国での上映と同時に、監督は、この映画をエチオピアの人たちにも見せて回っているのだそうです。
エチオピアのコーヒー農家の人たちは、自分たちの作ったコーヒーがどこへ行っているのか、初めて知ることができたのです。

映画の後、フェアトレード商品を扱っている人たちのトークがありました。
おかげで、映画に対する理解も深まり(だって、先物取引とか全然ピンとこなくて・・・)、これが実によかったのでした。

フェアトレード(買い叩いたりしないで、きちんとした対価を支払って、公正な取引をする)の商品は、「高い」と敬遠されがちですが、トークではこんな話が出ました。

フェアトレードのチョコレートは、スーパーで普通に売られている板チョコの5倍くらいの値段になる。
でも、おいしいので、入荷するとすぐに売れてしまう。
市販の板チョコには、添加物が入っているから、真夏でも溶けにくくなっている。
フェアトレードのチョコは、そういう添加物が入らないので日本では11月から3月までしか扱わない。
売り出しを待っている人がたくさんいる。

はいはい、その通りでございますよ。
私も、待っている人の一人でございます。
「エコショップえころん」や「がじゅまるガーデン」に行って、チョコレートがあると、即買います。
で、「うしし・・・」と奇妙な笑い方をしながら、友達にあげる。
受け取るときは「ふーん・・チョコか・・。まあもらっておくわ」みたいな態度の友達が、次に会ったときは、全員、「あれ、すっごくおいしい! ほんとにおいしかった!! 普通のチョコも好きだけど、あれは全然違う!!!!!」という感想を伝えてくれます。
何だか、エッヘンという気分になるのですよ。

ロビーでは、フェアトレード商品の物販コーナーがありました。
映画を見る前は、そそくさと通り過ぎていた人たちが、映画の後では各ブースに立ち止まって大盛況です。

私もアレコレご購入しながら、ふとエコショップえころんのブースを見ると、「たんすにジュゴン」を手に取って、「はてな?」という顔の方がいるではないですか。
えころんさん、「たんすにジュゴン」を持ってきてくださったのですね。

すぐさま、「これは、草木染めの巾着で、中に重曹が入っています」と説明しながら、勝手に売り子に変身。
その方は、「たんすにジュゴン」は止めて(おい^^;)、みんとさんの「ジュゴン絵はがき」と、「守ろう命ステッカー」を選びました。はい、正しいチョイスです・・・。


沖縄で、フェアトレード商品が買えるお店です。
エコショップえころん(首里)
がじゅまるガーデン(那覇)
風の里(南城市)

アメリカミズアブ~♪2008年09月10日 23時32分21秒

ぴぐモンとニャンギラス寝てます

兄と末っ子はこのとおりなんですが、、、、真ん中の子は、押入の上段から「けっ」と言っています。
末っ子ニャンギラスは明日も病院です。



下地勇、新良幸人のユニット「サキシマミーティング」のライブを待ちながら、友達と熱く語り合ったのは、生ゴミコンポストの話でありました。

「コンポストを開けたらね、マンゴーの種に、きちんと並んで隙間無くびっしりとウジがついていたのよ。もう失神しそうだった」
おお、それはすごいです~。

「写真撮るどころじゃなかった。ばるタンに見せたかったのに」
残念。次は見に行くから呼んでね。

「ネットで調べて、やっと『アメリカミズアブ』だということがわかったの。害はないんだって。だけど気持ち悪い。幼虫の大きさがこのぐらい」(と、彼女は指で5、6センチの長さを作って見せた)
うわー大きいね。

「駆除のしかたも調べたらね、食用油を熱くして、コンポストに入れるんだって。やってみたらすぐいなくなった。溶けたのかな」
ふっふふふ・・・。食用油を食べてさらに増えたりして・・・。

「ばるタンのところは虫がわいたことないの?」
粉みたいな極小の白い虫が、時々いっぱい発生する。生ゴミの分解がうまくいかなくて、腐敗臭がするときに発生するみたい。容器の縁に手を置いていると、百匹ぐらいぞろぞろ手に上がってきて、非常にこそばゆいのでちょっとイヤ。
そういえば、前に一度、腐ったパインにダンゴムシみたいなのがわいたことがあるよ。
でも、大きさが2センチくらいだったからアメリカミズアブではないんだろうな・・・。


うちに帰ってから、私もネットで「アメリカミズアブ」を調べてみました。
どうやら、生ゴミコンポストに発生するおなじみさんのようです。
写真もありました。
それは、まさしくうちで発生したダンゴムシ状のアレでした。
数ミリから2センチくらいとのことです。
ビックリした友達には、5、6センチに見えたのね・・・。


生ゴミコンポストをこれから始めようとする人は、アメリカミズアブを恐れることはありませんよ。
私のところで発生したのは、蓋がいいかげんな容器でした。
洗濯ネットをかぶせている植木鉢には、2005年に生ゴミ処理を初めてからずっと、一度も発生したことがないのですから。
発生した場合でも、揚げ物をしたあとの熱い油を入れたらいいのです。

「きゃー」と言ったり、「おかしいなあ」と首を傾げたりしながらでも、生ゴミ処理は楽しい。
生ゴミを、燃えるゴミに出す生活には、もう戻れないワタシです。

不仲でOK!2008年09月13日 14時47分21秒

ニャンギラスの顔

どうすりゃいいのよ、黒猫の撮影・・・。



ぴぐモンを初めて動物病院に連れて行ったとき、母子手帳みたいな冊子をいただきました。
病院に行くたびに記録を書いてくれるのです。
犬用と猫用があって、ニャオスとニャンギラスはまとめて一冊。

それを開くと、ニャオスとニャンギラスの成長がよくわかります。

去年ニャオスは1.8キロでうちに来て、今年来たニャンギラスは1.7キロでした。
1ヶ月後、ニャオスは2.3キロになり、ニャンギラスは半月しか経たないのに2.5キロ・・・。
ニャンギラス、実によく食べます。
冷蔵庫を開ける音、お皿がカチャというだけでも飛んできて「くれくれー!もう何日も食べてないー!」と鳴きわめきます。
だから、お腹がぽんぽこぽんになった姿を見て、「妊娠してるのか?」と思ったほどです。

手帳には、ニャオスが「異常なし」と一行だけ書かれたのに比べて、ニャンギラスはすごいですよ。

シラミ
鉤虫
回虫
マンソン裂頭条虫(カエルを食べたための寄生虫)
耳ダニ

小さい体に、これだけ飼っていたら、やせるはずです。

それにプラスして、血液検査の結果、猫白血病のキャリアだということが判明しました。
猫エイズではなかったです。

猫白血病は、ニャンギラスのようにまだ小さい猫では、母子感染がほとんどだそうです。
オス猫は、猫白血病に弱く、死産や生まれてすぐに死ぬとのこと。
キャリアであっても、発症するまでは元気で暮らせるそうで、先生は「6、7年で体がシニアになる頃に発症する場合が多いですが、10年以上生きる子もいます」と話しておられました。

「ニャオスには感染しますか?」
「唾液で感染するので、同じお皿から食べたり、仲が良くてなめあったりしていると感染します」
「すっごく仲悪くて、ニャオスはフーフーシャーシャー言って絶対そばに来させませんけど」
「ああ! それはよかったですね!」

褒められた・・・。
ニャオス、先生に褒められちったよ・・・。

「ニャオスちゃんの血液検査をして、感染していないようでしたら5種ワクチンをしましょう。そうしたら安心です。猫エイズには、確実なワクチンがまだないのですが、猫白血病には有効なワクチンです」

ニャオスのワクチン接種は10月の予定だったのですが、前倒しでお願いすることになりました。

ニャオスにしたら、大嫌いな新入り猫が来ただけでなく、1ヶ月早く注射されることになったし、注射の前に血液検査・・・踏んだり蹴ったりでご苦労さんでございます。

ニャオスさん、大変なのはわかるのですが、お願いだからトイレに用を足してくださいませんでしょうか。
ベランダに直になさるなんて、姫のやることとは思えません・・・。