かかりつけ医2008年11月24日 11時55分40秒

奥の壁にみんとさんのカレンダーあり

男らしいお姉さんのニャオス。



私はほとんど病院に行かないので、今のところ、かかりつけ医がいない。
(病気になったら、セロ弾きのゴーシュの床下にもぐって治す・・・というのが理想ですが、ま、風邪ぐらいだったら寝て治します)

でも、犬猫たちには立派なかかりつけ医がいるのであります。
信頼できる獣医さんのおかげで、安心して犬猫を拾い、そして見送ることができるというものです。


先日、ニャオスが押入に引きこもって出てこなかった。
ニャオスのご飯入れのカリカリフードが、一粒も減ることなく数日過ぎてしまった。
押入の中でぐったりしていたら心配だが、のぞいてみると、いつも通りキリリとして座っている。
心配していいやら悪いやら。
3日ほどしたら、少しずつフードを食べるようになった。

ひとまず一安心。
ニャオスの首輪につけた鈴が、ご飯入れの容器のふちに当たって「ちゃらちゃら」と音を立てる。
ニャオスがご飯を食べるとき、いつも聞こえる音だ。
久しぶりなので、「なんて麗しい音だろう」と思うのだった。

ニャオスは、自分のご飯だけでなく、テーブルに飛び乗って、人間用に出していたカスピ海ヨーグルトをぴちゃぴちゃ食べはじめた。

ま、いいか、何でも食べてくださいまし~、と思って、食べるままにしていた。

しばらくして、ヨーグルトのお皿を見て、ギクッとした。

白いヨーグルトに、赤い血のような点々が散っている。

口から血が垂れたのか?

ワクチン注射で、病院に行ったとき、先生はニャオスの口を見て、「きれいだね~」と言っていた。
でも、口に異常が発生して、食欲もなかったのだろうか・・・。
ワクチンが効かなくて、ニャンギラスの白血病がうつったのか???
どうしようどうしよう・・・・。

数日食べていなかった影響で、ニャオスは痩せている。
白血病が発症すると、数日で死んだりするらしいではないか。
ああ・・・かわいそうなニャオス。
私がニャンギラスを拾ったばっかりに、白血病に感染させて、早死にさせてしまう・・・・。

病院に連れて行く前に、予約の電話を入れた。

「はい! ○○動物病院看護士の○○です!」
・・・ニャ・・・・ニャオスのことなんですけど・・・。

「はい、ニャオスちゃんですね。どうされましたか」
ヨーグルトを食べたあと、お皿に血が散っているんです・・・

「そうですか。赤い点々があるのですね」
・・・で、でも、いつもどおり凛々しいです・・・

「それは、ノミのウンコではないでしょうか」
・・・へ!? ノミのウンコ???

「ニャオスちゃん、ノミはいませんか?」
いますいます! ニャオスもニャンギラスもぴぐモンもノミがいます!

「ノミのウンコは濡れると血のように見えるんです。ですからノミの駆除をしたらいいと思います」
はい! お薬つけます! うちに在庫があるのですぐつけます!


そういえば、たしかに、赤い点々はみんな同じ大きさ。
血が出たのなら、いろんな大きさの点々になることでしょう。

信頼できるかかりつけ医のおかげで、マヌケな飼い主もなんとかやっております。
次に病院に行ったときは、ノミダニの薬を買い足しておかないと。