晴れたら会えるヤンバルクイナ2009年01月19日 14時37分18秒

格闘2ニャン

恵まれた体格を生かして、堂々と押し出しを決めようとするニャンギラス。
ニャオスはアントニオ猪木をお手本に、寝た姿勢からの防御と攻撃。
実に楽しそうです。


遊びが一段落すると、ニャオスは座敷Aのハウス、ニャンギラスはキッチンの椅子の上、ぴぐモンは座敷Bの隅っこで昼寝します。
3兄妹をまとめて写真に撮ることはなかなかできません。
今日、めずらしく3匹が同じ部屋にいたので、写真を撮ってみたのですが・・・・
白いニャオスは日の当たる場所にいてハレーション。
黒いニャンギラスは日陰で保護色状態。
ぴぐモンは動いてブレブレ。

犬猫ブログの人たちが、いつもかわいい写真をアップしているのが実に不思議です。



お知らせでございます。

ヤンバルクイナを間近で見る!
ヤンバルクイナにさわる!
えーい、いっそ、ヤンバルクイナになって歩く!?

こんなチャンスはめったにございませんよ。

東村高江で計画されている米軍のヘリパット建設。
そんなものを作ったら、ヤンバルクイナ、ノグチゲラはどうなるの???
と、高江の人たちは非暴力の座り込みを続けています。
沖縄防衛局が、高江の人たち10数人を裁判所に訴えたのが去年の暮れのことでした。

高江に(地球上に)ヘリパッド6ヶ所も作らないでほしい。
高江の人たちを応援しましょう集会があります。

高江の那覇アピール
とき:1月20日(火)夕方18:00より
ところ:沖縄県庁前ひろば

集会のあと、国際通りから牧志までのデモがあります。

この集会に、なんと!ヤンバルクイナが来るらしいのですよ。
非常に貴重なものなので、雨だったら絶対に来ません。
だって、濡れたらこわれる・・・。

ナイショ(?)で、ヤンバルクイナの写真を見せてもらったのですが、
(どっかで見たことあるなあ・・・あっ!お笑い米軍基地だ!)と思いました。
それもそのはず、お笑い米軍基地を上演しているFECから借りたのだそうです。


お笑い米軍基地特別編の上演も迫ってきました。
お笑い米軍基地1、2のベスト版を集めたスペシャルバージョン
とき:1月28日(水) 19:00開演(18:30開場)
ところ:沖縄市民小劇場あしびなー


(ですので、ヤンバルクイナの着ぐるみは、速やかにFECに返さなくてはならないのです・・)

見つかった地上戦2009年01月24日 21時23分29秒

夕方のローカルテレビで、沖縄戦の証言テープがたくさん見つかった、という特集がありました。

録音されたのが1960年代なので、懐かしいオープンリールのテープです。
テープはくにゃくにゃに曲がり、するめのようにそり返っていました。
それを、手作業でまっすぐに直し、パソコンに取り込んでノイズを除去すると、とてもきれいな音で甦りました。

音はきれいですが、内容はそれはもうつらい地上戦の体験です。



イスラエル軍が、ガザに攻め込んで、「地上戦」とニュースで言うたび、新聞で「地上戦」の字を見るたびに、ギクッとします。
「地上戦」の言葉の向こうにある、想像できないほどの悲惨な状況を想像してしまう。

ガザ地区の面積が、沖縄本島の3分の1しかなくて、そこに沖縄県全体よりも多い150万人の人が住んでいて、しかも半数が子どもだと聞きました。
イスラエルはそういう地区への食糧や医療品のルートを遮断したのです。
それだけでも許されることではないのに、地上戦となると逃げる場所もありません。

私の想像のガザは、63年前の沖縄と地続きで、小さな髷を結ったおばあ、子沢山で働き者のアンマー(おかあさん)、目がくりくりしたワラビンチャー(童達)が住んでいるのです。



発見された証言テープを元にした番組があります。
1月25日(日)午後10時~
NHK教育テレビ ETV特集
女たちの地上戦 ~沖縄 埋もれた録音テープ 150時間の証言~」

いろんな先生2009年01月26日 12時46分05秒

ニャンギラスin六つ目かご

六つ目かごを作ってみました。
出来上がりはともかく、猫が入れば成功ということで・・・。


紙製クラフトテープ手芸の本を一冊買って、それを見ながら作っているのですが、「ほかの本も見てみよう」と思い、図書館から借りてきました。

私が買った本は、必要なテープの長さと本数がきっちり書いてあります。
少しでも間違うと「ダメ!」と怒られそうな雰囲気です。
横、縦、編み、持ち手など、それぞれの長さと本数に切り分けたテープは、間違えないように「○センチ、○本」と書いたメモと一緒に束ねておきましょう、とのこと。
本の通りに、きっちりメジャーで測ってきちんと束ねていたのですが、手芸用テープ(お高い)と私が買った業務用テープ(大量で安い)では、テープの幅が違うため、当然出来上がりが違ってきました。
「当社の手芸用テープを買わないとダメ! 立っていなさい!」と言われているみたいでございます。


図書館から借りてきた本を見ると、こう書いてありました。

「足りなかったら継ぎ足します。余ったら切ります」
「ここに載っている方法だけが正しいわけではありません。あなたが間違えて違うやり方をしたとしても、それが目的にかなっていれば正解です」

こちらの先生は、余ったテープを煮て、笊に貼って乾かして、紙のボウルを作っているので、結果的には何一つ余らないのです。
私が買った本ではボンドで接着していますが、接着剤も使っていません。

同じような二つのカゴの写真があり、「右は新しいテープ、左は失敗してほどいたテープ。どちらもカゴとしては同じ」というキャプションが。
先生はさらに言います。「わたしはむしろ左派かな」

作るより、読んでいるだけで充分楽しい。
で、何も作らないうちに、返却期日が迫ってきました。

でも、「組んだりほどいたり、試行錯誤しながら楽しんでください」というお言葉を、しかと胸に刻みました。