壊れた眼鏡2009年06月20日 11時21分00秒

ふわふわ毛玉はぴぐモン。あとは猫ズ。

犬猫の毛を梳いて、ごっそり収穫したところです。
猫の毛は、クルクル丸めるとお団子になりますが、犬の毛はふわふわ状態のまま。
猫はファーミネーターという毛梳きを使います。「自分から先にやれ。もっとやれ」と黒白が小競り合いになります。
犬はワイヤーの歯がついたブラシを使いますが、嫌がって逃げ出すので毎日は無理。



先日、近いところを見ようと眼鏡を外したところ(この描写が物語るのは、私の人生の長さだわ~)、真ん中からポッキリ折れてしまったのです。

作ってから一年もたっていないのに・・・。

肉体労働で採用されたアルバイトが、レジ係に移行したとき、必要に迫られて作った遠近レンズの眼鏡です。
レシートを確認するときに、いちいち眼鏡を外せないですからね。

以前作った眼鏡は、なかなか壊れなかったので、プラスチックレンズに細かい傷がつき、♪曇りガラスの向こうは風の街♪になるまで使っていました(使いすぎかも)。
でも、最近作った3本の眼鏡は全部ツルから先にダメになっていて、寿命が短いのです。

ツルが弱くなっているのか、安いのを買うから仕方ないのか?

でも、家で壊れたので助かったわけで、これがレジに立っている時とか、運転している時でなくてよかった、と思います。



壕から掘り出された泥だらけの遺品の展示に、壊れた眼鏡があったりすると、頭を抱えてうずくまりたくなってしまう。

私は、小さいときからかなりの近視だったので、小学生ですでに眼鏡をかけていました。
眼鏡がなかったら、暮らせないのです。
今だったら、「壊れちゃった。しょーがないなー。さて眼鏡屋さんに行くか」と財布を持って出かければいいのですが、戦場で眼鏡が壊れたら、その瞬間から逃げる足場さえわからなくなることでしょう。

私にとって、ひときわ悲しい遺品が、壊れた眼鏡なんです。