女神さま登場2011年04月03日 23時26分22秒

今日は、月に一度の団地掃除の日でした。
ゴミを拾ったり草を刈ったりするのです。
いつものメンバーの中に、見慣れないお兄さんがいてせっせと働いてくれていました。

「あのお兄さんは誰?」
「新しく入った人?」
「聞いてみよう」

おばさんたちなので、すぐに聞く。
「どこの部屋ですか?」
「○階の○○です」
「いくつなの?」(なんでも聞く)
「25歳です。去年の10月に入居して、掃除に出るのは初めてです」
若い! 若いわあ! 一同めちゃくちゃ盛り上がる。
「あい! 学生さんかと思ったさー。何年生って聞くところだったさー」
「若い男を見るのは久しぶりだわ~」(やまんばか?)
「私は○階の○○です。どっちかというとビール派」(どういう自己紹介だよ)

おじさんたちも黙ってはいない。
「野球部に入らんね」(団地の野球部はシニアしかいない)
「入団テストをやろう」
びっくりする青年。「テストがあるんですか?」
「やっぱり酒が飲めないとね」(結局それかよ)

青年に6ヶ月の女の赤ちゃんがいることなどを聞き出しているのと並行して、今度の津波は団地の何階の高さまで来たのかという話になった。
「団地の6階あたりだろうな」
「団地ごと倒れるかもね」
「で、赤ちゃんはなんて名前なの?」
「のあ、です」

ええ? ノアの方舟のノアちゃん!

全員の顔がぽわ~っと明るくなった。
「津波が来ても、私たち、大丈夫じゃない?」
「そうよ。のあちゃんがいるんだもん」
「のあちゃんは女神だね」

団地もきれいになったし、根拠のない安心感に包まれて、いい気持ちで解散した。


コロコロ大好き
うちの猫はコロコロが大好き。
コロコロを出したとたんに「私をコロコロしなさい」と飛んでくるニャンギラス。
掃除したいんですけど・・・。

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