百年の希望2011年04月16日 23時16分04秒

「もやしもん」は、妙に字の多い箇所がある漫画で、そこをじっくり読むとヒマつぶしにもなるし、「へーえ、そうだったんだ。ほうほう」と、思うことが多いです。


「もやしもん」(6巻)で知ったこと。

フランスの葡萄は、アメリカから来た虫によって、壊滅状態になったことがあった。
アメリカの葡萄の木に、フランスの葡萄を接ぎ木して、フランスワインも復活することができた。
完全復活には100年かかった。


100年は長いようだが、実は案外短いのではないかな。
だって、私なんか、ものごころついてから50年が、あっという間だったからね。
被災地が復興するのには100年もかからないはずだ。
だけど100年先を考えて、町を作ってもらいたいな。
今、避難所にいる子供たちが、きっといいアイデアを持っている。

この1ヶ月は、心が硬く冷たくなることがあまりにも多かった。
だけど100年先の美しい町を想像すると、心の奥が温かくなる気がする。