やっぱりたまが好き2011年05月21日 22時32分06秒

朝のテレビで、原発をやめるべきだという人、これからも原発は必要であるという人が、それぞれ意見を言っていた。

コーナーの始めに、福島の人から来たFAXを紹介していた。
「家も仕事もペットも家畜も土も海もめちゃくちゃにする原発はもういらない」
その意見につきると私は思った。

「タマが出たらいいのにね」と、がらモン。
おお、グッドなアイデアでございます。
タマならズバッと言ってくれますよ。原発は必要だ、という人に、「うそだにゃー!」ってね。


「源八おじさんとタマ」の動画はクセになります。
私は毎日、5話全部見ないと気が済まないですよ。一日5タマです。

ニャンギラスは、話しかけてくる猫ですので、「にゃー」と言われるたびに、思わず「タ、タマ?」と返してしまうようになりました。



ふと、思い出したことがありました。
「そういえば、たまの映画をやっているんだった。見にいきたい」
3月11日からずっと、本にも映画にもそそられずにいましたが、見に行きたい映画がやっと現れたのでした。

「タマが映画館で上映されているの?」
「タマじゃなくて、たま」
「たまの映画か。なんて題の映画?」
「たまの映画っていう映画」
「ややこしいね。解説かなにかある?」
「あるよ。『3人の元メンバーにスポットを当てた珠玉のドキュメンタリー』って」

がらモンは解説に不満そうです。
「たまに対して『珠玉の』って、マッチしないんじゃない? たまなんだから」

そうですねー。たしかに。
私も同感いたします。脱力のドキュメンタリーくらいにしてほしかった。
「あっ、しゅぎょくじゃなくて、たまたまのドキュメンタリーって読むんじゃない? だからピッタリ」

というわけで、たまの映画に行くかもしれません。(気分次第)

くすねた救援物資2011年05月22日 23時12分14秒

毎朝毎晩、紅茶やコーヒーを飲んでいて、いつもマクドナルドのマグカップを使っている。
とっても丈夫なマグカップで、もう16年使っておりますよ。


今度の震災で、団地に避難して来たのは今のところ2世帯。
阪神大震災の時は、10世帯以上が避難してきました。

当時私は、団地自治会の役員をしていたので、手押しキャリーで団地中を回って、救援物資を集めた。
団地の人たちは、「待ってたのよ」「来てくれてよかったわ」と、あれもこれも出してくれた。
食器やタオルは、引き出物の新品がたくさん集まった。
カーテンレールを出してくれた人もいた。
ツナ缶24個入りの箱や、海苔や干し椎茸もあった。(沖縄のお歳暮の定番だ)

その中に、マクドナルドのマグカップがあったので、被災者に届ける前に、私がもらってしまったのだ。役得?隠匿?
被災者からくすねるのか?私、とは思ったんですけどね。てへ。

で、山積みのキャリーを押して、避難してきたお部屋を巡った。
喜んで出してもらった救援物資は、喜んで引き取られていった。

避難してきたのは、お年寄りや家族連れ、一人世帯などさまざまだった。
一人暮らしの若い女性が3人いたので、お友達になったら心強いだろうと思って、うちに来てもらったことがある。
家具や物のないガランとした部屋から、ごちゃごちゃした私の部屋に入ったおじょうさんたちは、不思議な風景を見るように、部屋中きょろきょろしていた。
そして、大きな箪笥を見て、口々に言った。
「ここで寝てたらダメでしたね」
「そうそうダメダメ」

1年を過ぎた頃、ほとんどの人は阪神に戻っていった。
3人のおじょうさんのうち2人は、結婚して団地を出た。
団地に正式に入居して、今も暮らしているのは2世帯だけになっている。


先日、いつものようにレジに立っていたら、「あっ! ばるタンさんだ! 私を覚えていますか?」と声をかけられた。
結婚して団地を出たおじょうさんの一人だった。
少し離れたところにいただんなさんも、「来て来て! 団地のばるタンさんだよ!」とむりやり呼ばれ、二人並んで挨拶してくれた。


今度の震災で、ふるさとを離れた人たちが、どうかそこで新しい縁を得ることができますように。
私には夢見ていることがあるんだ。
それは、何年か後に、福島弁が日本中を席巻すること。
日本中に広がった福島弁が、新しい日本語になること。
想像するとわくわくします^^

避難訓練2011年05月26日 22時01分49秒

火事や地震の避難訓練はありましたが、津波の避難訓練はやったことがありません。

沖縄の学校現場でも、10%くらいしか津波の訓練はしていないのだそうです。
テレビのニュースで、これからマニュアルを作ろうとしている学校が映りました。
海抜0.7メートルのところに建っている中学校です。
その中学校は川のすぐそばで、横の道は川が増水すると水没することがよくあります。
(うちの近くなので、よくわかるのだ)

さて、テレビでは、先生たちが、高台の小学校へ歩いていこうとしていました。

おおっ! どの道を通るのか?
テレビ画面ににじり寄る私。
なぜなら私は、高台にある図書館から、うちに歩いて帰ろうとして、完全に道に迷ったことがあったからです。

下方向に進んでいけばいいのだろうと軽く考えたのですが、道は下がったと思えば上がり、目的地からどんどん離れていくような・・・。
脇道に入りたくても、脇道がないし。
そのとき、小学校のまわりも彷徨ったのです。
「ここは八甲田山か?」と思っていると、前方に女性が歩いているのが見えました。
「あの人についていこう」と勝手に決めたとたん、その人は脇道に入っていきました。

その道は、私が望んだ通り、下る道ではありましたが、「こ、これが道か?」と思うほど勾配が急な細い道。一人しか通れません。
片側はお墓が並んでいて、もう片側はマンションの建物です。
ご親切に手すりがついていたので、しがみつきながら下りました。
そこからさらに、一人半くらい通れる道を通って、やっと見慣れた中学校にたどり着いたのでした。
そんな経験があったので、先生たちの通る道を知りたかったのです。

期待してテレビを見ていると、、、、。
「あれ? こっちは行き止まりだ」
「やっぱりさっきの道を入ればよかったんですよ(怒)」
「この道だと細すぎて、生徒が歩くには時間がかかりすぎるね」

先生たち、完全に迷ってるじゃん!

「生徒と相談して道を探さないと」

がくっ。
図書館から帰るときは、近道を探すのはやめた方がいいかも・・・。

最近のカニゴン2011年05月27日 22時41分52秒

うちに来た当初から年寄りだったカニゴン。
ふと気がつくと、足腰が弱ってきたようです。

私も年取ってきましたので、つまずくことが多くなりました。
足を上げているつもりでも、上がっていないんですよね。
熟睡している犬猫たちをまたごうとして蹴り飛ばす事件が多発しています。
みなのもの、ゴメン。

暑くなってきたのでカニゴンは洋服を脱ぎました。
黒い子が薄暗いところに寝ていたりするので、先日はついにカニゴンを踏んでしまった。
踏んだとたんに、カニゴンのお尻からウンチがぴゅっと出ました。
手品のようだったわ。


ベランダの10センチの段差が、カニゴンにとってはとても大変。
(もう一方のガラス戸にはスロープがあるので、意識して段差を上がる訓練をしているのだと思われます)

ベランダからなかなか上がってこられないカニゴン