いろんな先生2009年01月26日 12時46分05秒

ニャンギラスin六つ目かご

六つ目かごを作ってみました。
出来上がりはともかく、猫が入れば成功ということで・・・。


紙製クラフトテープ手芸の本を一冊買って、それを見ながら作っているのですが、「ほかの本も見てみよう」と思い、図書館から借りてきました。

私が買った本は、必要なテープの長さと本数がきっちり書いてあります。
少しでも間違うと「ダメ!」と怒られそうな雰囲気です。
横、縦、編み、持ち手など、それぞれの長さと本数に切り分けたテープは、間違えないように「○センチ、○本」と書いたメモと一緒に束ねておきましょう、とのこと。
本の通りに、きっちりメジャーで測ってきちんと束ねていたのですが、手芸用テープ(お高い)と私が買った業務用テープ(大量で安い)では、テープの幅が違うため、当然出来上がりが違ってきました。
「当社の手芸用テープを買わないとダメ! 立っていなさい!」と言われているみたいでございます。


図書館から借りてきた本を見ると、こう書いてありました。

「足りなかったら継ぎ足します。余ったら切ります」
「ここに載っている方法だけが正しいわけではありません。あなたが間違えて違うやり方をしたとしても、それが目的にかなっていれば正解です」

こちらの先生は、余ったテープを煮て、笊に貼って乾かして、紙のボウルを作っているので、結果的には何一つ余らないのです。
私が買った本ではボンドで接着していますが、接着剤も使っていません。

同じような二つのカゴの写真があり、「右は新しいテープ、左は失敗してほどいたテープ。どちらもカゴとしては同じ」というキャプションが。
先生はさらに言います。「わたしはむしろ左派かな」

作るより、読んでいるだけで充分楽しい。
で、何も作らないうちに、返却期日が迫ってきました。

でも、「組んだりほどいたり、試行錯誤しながら楽しんでください」というお言葉を、しかと胸に刻みました。