何が抑止力? ― 2006年03月28日 23時53分12秒
今日も、名護市役所に大勢集まっていたのですが、岸本さんが亡くなったので、助役との話し合いも取りやめになったそうです。
今、kijimunaさんが、抑止力とは何か?という連載をしておられます。
ですので、私もkijimunaさんへのエールとして、抑止力について書いてみます。
「米軍(自衛隊)がたくさん軍備を持っている」
「だからどこかの国が日本を攻めたくても、負けると思って攻めてこない」
「だから軍備が必要だし、そのための金が必要」
という結論を導き出したいとき、抑止力という言葉が出てくるのが常でした。
でも、アメリカの莫大な軍事費をつぎ込んでも、ベトナム戦争は敗北しました。
9.11同時多発テロで使われた武器は、アメリカの民間飛行機でした。
軍備が抑止力になるというのは、軍事産業に都合のいいだけの醜い幻想です。
真の抑止力は、軍備ではなく、誠実な外交にあるのだと思います。
たとえば普天間基地の移設費を、そっくりそのまま飢えている国の援助、困っている国の援助に使っちゃう、なんてのはどうでしょうか。
地雷の除去費にするってのもいいな。
地雷で傷ついた子の医療費にも半分ちょうだい。
世界中から好かれる国になること。
それが、21世紀の抑止力だと思います。
kijimunaさんのブログです。
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