那覇まつり ― 2009年10月13日 18時57分52秒

久しぶりの那覇まつりです。
綱引きは人が多いのでパス。
実は一度も行ったことがありません。
お目当てはライブ会場です。
さすが、ハンサムだわ~下地勇・・・って遠すぎる。
完全に場所取りに失敗しました。
さくら子さんだったら、絶対最前列に行っちゃうはずですが、久々の人混みに気後れするのでありました。
いくつになっても、総立ちのライブ会場で飛び跳ねていたい、と思っていたんですけど、やっぱり年相応の楽しみ方でないとね・・・と実感する今日この頃でございました。
いやはやなんとも ― 2009年10月14日 11時07分37秒
いやはや南友。
という題名の永井豪のマンガがありましたが・・・。
いやはやなんとも、と思うことが多くなりました。
映画を見に行って、字幕を読むのが間に合わないとかね。
全部吹替でお願いします、と言いたいざます。
本を読んでいても理解が追いつかない。
例によって、「もやしもん」を読んでおりました。
樹先生が語っています。
「僕個人としては『価格』以外の理由でビールを選択しない人には多少疑問があって・・・」
意味がわからないではありませんか。
どういう人のことなの?
これを読んだときは、そばに甥がいたので、解説してもらうことができました。
「ビールを味で選ばない人だよ」
あーよかった。意味がわかって。
で、新聞を読んでいたところ、音楽評論家の方の言葉として
「マイケルがいなければオバマ大統領が誕生しなかったとは思わない」
というのが出てきました。
うーーーーーん。
わからないよう。
そばに甥もいないし。
もうお手上げです。
いやはやなんとも。
ドッグランの思い出 ― 2009年10月16日 22時50分39秒

若き日のテロテアさんとぴぐモン。
家族全員で動物病院に行った。
猫どもはワクチン。
犬は食欲が無くて血便。
がらモンが待合室で二匹を管理して、私が一匹ずつ診察室に運ぶ。
猫どもの注射も無事に終わり、ぴぐモンが最後に診察室に入った。
検便も異常なし。血かと思ったものは粘膜だったらしい。
食欲が無くなったのは、フードのメーカーを変えた日からだ、ということに思い当たった。
一件落着した気分で診察室を出た。
待合室には、大きなわんちゃんを連れた女性がいた。
その人は「あっぴぐモンちゃんですよね。以前テロテアさんと一緒に、西原のドッグランに来てくれましたよね」と言った。
い、行きました・・・。
すごく前に・・・一度だけ・・・。
動物病院にドッグランのチラシが置いてあったので、行ってみたのだ。
一度だけなのに名前まで覚えていてくださったとは。
かつて悪質ブリーダーが多くの犬を放置した事件があった。
そのとき、数多くの犬を引き取ったグループがあり、その女性はスタッフのお一人だ。
わんちゃんたちの暮らす小屋を建て、隣接してドッグランが作られていた。
いっぱい走ったらさぞ楽しいだろうと思ったのだが、ぴぐモンは、「知らない犬がいる・・・」とビビって「ウーーーーー」とうなりっぱなし。
柵から入ろうとしない。
フレンドリー度の高いわんちゃんだけが選ばれて、小屋からドッグランに移動し、ぴぐモンとテロテアさんを迎えてくれた。
テロテアさんは最初から大喜び。
「お友達がいっぱいですね~」と一瞬でほかのわんちゃんとなじんでしまった。
ぴぐモンを無理やり引っぱって中に入れたが、がらモンの後ろに隠れて動こうとしなかった。
結局、ぴぐモンは誰とも仲良くできず「ウーーーー」と言い続けていた。
テロテアさんは、わんちゃんたちと一緒にドッグランをぐるぐる走りまわり、心底楽しそうだった。
大勢で走っているものだから、「あれ?テロテアさんどこ?」と思うくらい違和感がない。
かなり走ったあとに、ひとりがウンコすると、みんながウンコしはじめた。
テロテアさんも、しっかり混じってウンコしてるし。
楽しそうなテロテアさんと、ビビリでチキンのぴぐモン。
飼い主にとっては大事な思い出だけど、覚えていてくれた人がほかにもいたなんて。
感慨無量な出来事でした。
アウェーな飛行機 ― 2009年10月21日 00時37分50秒
年に1、2回、飛行機に乗っているのですが、そのほとんどが那覇-羽田です。
9月の北海道旅行で、初めて羽田から乗り換えて新千歳まで行きました。
で、すんごいびっくりしました。
路線が違うと、乗客の雰囲気がまったく違うのですね。
だって、羽田-那覇では、季節を問わずアロハにビーサン姿の人がかなりいます。
飛行機の中はわりと寒いのに、「リゾートするもんね!」あるいは「沖縄そば、うまかった~」という思いがそんな姿をさせるのでしょう。
だから私は、「飛行機の乗客=ビーサン率高し」というイメージを、長年にわたって築き、磨き上げてきたのでした。
当然と言えば当然なのですが、新千歳に向かう飛行機では、ビーサンの人は一人もいません。
みんな、キチンとした格好をして、キチンと靴も履いています。
漂う空気がまったく違う。
完全アウェーな気分ですよ。
長距離の列車に乗っていると、乗り合わせた人たちの訛りが、少しずつ少しずつ変わっていくのを感じたりしますが、飛行機では乗った瞬間に全てが違うのです。
飛行機に4時間乗ると、それはもう外国と言ってもいいでしょう。
楽しかったな~外国。
ぜひまた行きたいものです。
映画「愛と青春の旅立ち」 ― 2009年10月24日 00時39分02秒
私が初めて桜坂の映画館で観た映画は『愛と青春の旅立ち』。
沖縄に来た年のことですから私も若かったし、主演のリチャード・ギアもただのちんぴら。←そうか?
興味のない映画だったのですが、当時勤めていた会社の同僚が、「行こうよー! 面白いってよー! 感動するってよ! 最後で泣けるってよ!」と袖を掴んで放さないので、しかたなくつきあったのでした。
入隊したリチャード・ギアが、指導してくれた鬼教官よりも位が上になって訓練を終え、工場で働く彼女を迎えに行くわけですよ。で、お姫様抱っこで工場から連れ出すんですね。昔の有名な映画なので、ネタバレも平気で書いていますがいいのか?
映画館を出てから、同僚は言いました。
「面白くなかったね。全然感動しなかった」
同感です。
「だけど、一ヶ所、胸にぐっと来て泣いたところがあった」
あっ、実は私も一瞬だけ泣けた。
「鬼教官がリチャード・ギアに『お前なんか辞めて帰れ』って言うでしょ。そしたら『僕には帰るところがないんだ!』って叫んだところ」
うわー、そこそこ! 私もそこで何かわかんないけど涙が出たのよ。
「別にどうってことのない場面なのにね」
ほんとにね。なんでかね。
そんなたわいのないおしゃべりをしたことを、今も時々思い出します。
そして、私たちが泣いてしまったあの場面。
『帰れ!』『僕には帰るところがないんだ!』
いったい、何度思い返したか、数え切れない。
沖縄に暮らして、若い米兵を見るたびに思わずにいられない。
徴兵制のない今、どうして兵隊になろうとするんだろう?
映画のリチャード・ギアのように、『帰るところがないんだ!』と、叫んでいるのだろうか?と。
好きではないけれど忘れられない映画の思い出です。
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