初めまして・・・おずおず ― 2009年10月01日 18時49分55秒

みなさま、初めまして~
とご挨拶をしたくなるほどご無沙汰していました。
皆様から、ばるタンは新型インフルエンザで死んだのでは? シニア犬ぴぐモンは? 白血病キャリアのデブの黒猫は? 気位の高い細長体型の白猫は? とご心配をおかけしましたが、全員元気です。
あっと、それから、がらモンも元気です(忘れてた)。
ただ、わたくしめが、暑さのためにパソコンに近づかず、昼寝ばかりしていたわけですよ。
で、時間になればむっくり起きてバイトに行く、バイト先は当然冷房なので、あ~涼しいわ、という生活をしていました。
去年の5月にバイト先のお店が開店してから1年数ヶ月。
体調を崩して休んだり早退したりしたことが一度もないスタッフは、なんと私ひとりだけでございます。
これというのも、必要以上の昼寝のたまものと言えるでしょう・・・・かどうか。
惜しむらくは、一度だけ、1分遅刻したことがありました。
友達のうずまきとおしゃべりしすぎたためです。
うずまきの車を走らせてもらいながら、助手席で半裸になって制服に着替えたのですが、間に合いませんでした。
ま、そんな夏でした。ってどんな夏なんだ。
写真は、地球岬からの眺めです。
地球岬って知ってる??
北海道ですよ!
私が愛してやまないジャガイモの故郷ですよ!!
とうもろこし、バター、チーズの王国ですよ!!!!
カニ、エビは絶滅してもらっても全然構いません(アレルギーなので)が、とにかく北の大地!に行ってきました。
次回はその話になるかもしれません。(自分で自分が信用できないので確約はしない・・・)
ついてない!(ついてしまって・・・) ― 2009年10月02日 14時48分20秒

ぴぐモンと黒猫ニャンギラス。
ニャンギラスは巨大に見えますが、黒は膨張色なのかな。
実際よりもいつも大きく写ります。
北海道旅行のことを延々と書いていたら、フリーズして文章がなくなってしまいました。
今日は、朝から凹むことがあって、「ついてないなあ」と思いながらアイロンを使っていたら火傷したのです。
「あともう一つ、よくないことがあるのかな」と思っていたのでしたが、文章がなくなったことで本日の悪運も尽きたことでしょう。
それにしても、朝の事件には、本当に凹みましたよ。
ゴムぞうりで散歩していて、ウンコを踏んでいたのです。
産みたてウンコだったらしく、足の裏にまでくっついていました。
でも、それに気がつかず、そのまま部屋に上がって歩き回っていたのです。
いやあ、凹むわ。
では旅行のことは次回です。
飛行機でワープ ― 2009年10月04日 20時40分09秒

ニャオス近影。
タカビーなお姫様ですが、隠れ甘えんぼでもあります。
さてさて、北海道旅行です。
札幌に義妹が住んでいるので、義母を連れて行く機会に恵まれました。
義母はあまり歩けないので、車椅子押し係として任命されたのです。
ドラマでは、包容力のある沖縄のオバーがよく登場しますが、実際の沖縄オバーはアレですよ。自分ワールド全開で、反省もしないし学習もしない。どこへ行っても周りを見ないで突き進む最強キャラが多いのではなかろうか。長生きするはずでございます。
北海道には飛行機を乗り継いで行きます。
大きな荷物は預けて、義母は小さな巾着、私はショルダーバッグだけになりました。
空港では、係の人が車椅子を押してくれるので、至れり尽くせりです。
ただ、車椅子で検査の門をくぐると、当然金属が反応するわけで、係の人がめちゃくちゃ恐縮しながら義母のボディチェックをしていました。
(車椅子の老人を装って、実はテロリストだったりしてね)とあらぬ妄想にひたったそのとき。
きんこんきんこんきんこん・・・・。
誰かの手荷物が激しく金属に反応しています。
係の人が、眉をひそめて取り上げたのは・・・、義母の巾着ではありませんか。
な、何???
巾着からすべり出てきたのは、長さ20センチほどあるハサミでした。
(うわっ、ホントにテロリストだったのか)
固まる人々。
「あい、飴の袋が手で開けられないから、ハサミを持ってきたさー。なんで?いけんの? 最近の飴はみんな一つずつ袋に入っていて・・」と説明する義母をさえぎって「すいません。処分してください」と独断で決める私。
搭乗口に向かいながら義母の説明は続く。
「いつも飴の袋をハサミで開けるさーねー。そしたら友達の○○さんが、ハサミ使わなくてすむように、ひねって包んである飴をくれたさー。今日はそれを持ってきたさー」
じゃ、ハサミ必要ないじゃん。おかしい。おかしすぎる。
飛行機のドリンクサービスがこれまたおかしい。
ジュースをもらうと、義母は「甘い! なんねこれ! なんでこんなに甘いの!」
「じゃあ、私にください」
「いや、飲むけど」
飲むんかい。
次は、コーヒーをもらいました。
義母は「熱い! 濃ゆい! なんねこれ!」
「じゃあ、薄めましょう」
持っていたペットボトルの水をだぼだぼ足すと、ちょうどよくなったようでした。
(水のペットボトルは必需品だな)と肝に銘じる私。
私はスープをもらいました。
義母は私のスープをのぞきこんで「なんねそれ。汁だけなの? 何で具がないの? 具も入れてもらえば?」
・・・そうきたか。
ドリンクから話を逸らそう。
「今日泊まるのは有名な温泉地のホテルですよ」
「ベランダーはあるの?」
ホテル+ベランダ=ホテルの部屋の構造、と思うようでは、沖縄のオバーとは話ができません。
話は常に時空を超越してワープしていくのです。
私もワープについていきます。
「ラベンダーが満開の時期は6、7月らしいですよ」
ワープ成功!
「じゃ、琵琶湖には行けるの?」
び、琵琶湖? ワープの道筋が見えない・・・・。
「・・・琵琶湖は、北海道にはないですよ・・・」
「あ、そうね。テレビでしょっちゅう琵琶湖が出てくるから、北海道だと思ったさー」
不条理劇みたいなセリフでございます。
北海道もいいけれど、沖縄オバーの脳内旅行は、実にスリリングなのでした。
テロテアさんふぉーえばー ― 2009年10月06日 13時51分01秒

テロテアさんとテロテアママ
朝の散歩は、ゴミを拾いながら団地を一周すると決めているのですが、夜の散歩コースはいろいろあります。
最近は、ぴぐモンが散歩コースを選ぶようになりました。
シニアになって強情になったのか、「今日は絶対こっち!」と譲らない。
ぴぐモンは、普段わがままを言う犬ではないので、散歩コースくらい好きに選んでいいよ、とおまかせしています。
先日、ぴぐモンが主張したのは、「テロテアさんのおうちに行く!」ということでした。
えええ~?
それ、散歩コースのどこにも入っていないですし、散歩じゃないですよ。
マンガの貸し借りなど用事のあるときに、「テロテアさんのおうちに行くよ」と私がぴぐモンを促すことはあるんだけど、ぴぐモンから「行く!」と言ったのは初めてです。
「お留守かもしれないよ。行く用事はないし。いつも通り散歩しようよ」と説得を試みたものの、ぴぐモンはリードをぐいぐい引っぱって、テロテアさんのおうちに進んでいきます。
「しょうがないなあ。じゃ、アポなし突撃訪問しちゃおう」
テロテアさんのおうちは、玄関ドアを5センチくらい開けていました。
テロテアさんと一緒に散歩するために、毎晩お迎えにきていた勝手知ったるよそのうちです。
あの頃も、よく玄関が少し開いていた。
開いたすき間から中を覗くと、奥の座敷でみんなはテレビを見ていて、テロテアさんは手前の板の間でスフィンクスポーズで微笑んでいることが多かった。
テロテアさんの姿を見つけたぴぐモンは、心からうれしそうにシッポをブンブン振る。
無言のまま、シッポを振り続ける。
しばらくすると、テロテアさんがぴぐモンに気がつく。
静かに立ち上がってゆっくり玄関ドアまでやってきたテロテアさんも無言のままだ。
ふたりは5センチの隙間から見つめ合って、満面の笑みでただ静かにシッポを振り合うのだ。
あのふたりの姿をもう一度見たいなあ。
あの頃はくすくす笑いながら見ていたけど、今見たらどれだけ泣けちゃうことだろう。
テロテアさんがもういないので、隙間からのぞいたりしないで、すぐにピンポンを押します。
「ぴぐモンがどうしても来たいって引っぱったから来ました」
ぴぐモンは玄関を開けてもらったら、さっさと部屋の中へ入って、妙にくつろいでいる様子です。
テロテアママ「じゃテロテアさんがいるんじゃない? だって、今日すっごくすっごく久しぶりにテロテアさんのところ(土にかえした場所)に行ったのよ。ついてきたのかもね」
不思議な偶然のお話です。
ニャンギラス書きます ― 2009年10月07日 21時43分23秒

ニャンギラスです。
私の仕事は、朝6時と午後4時ににゃんにゃかにゃんにゃか鳴くことです。
私が鳴いたりわめいたりしないと、おかあさんはご飯の時間だということに気がつかないのです。
兄と姉は、ご飯の時間を過ぎても「寝て待っていたらそのうち食べられる」と思っているようですが、ご飯は闘って勝ち取るものだと私は思います。
おかあさんがぐーぐー寝ていてなかなか起きないときは、顔の上ギリギリをビュン!と飛び越えたり、鼻をねらって引っ掻いたりします。
おかあさんは、しかたなく目を覚まして、時計を見ます。
「わっ、ピッタリ6時だ! あんたは偉いなあ! 時計子ちゃんだわ」
とけいこちゃんって・・・。
最近は、時計子ちゃんがさらに短くなって、「とけこちゃん」と呼ばれたりします。
もはや意味になっていません。
おかあさんはいつもテレビを見たり本を読んだりしてゴロゴロしています。
時々、私は、おかあさんのお腹の上に飛び乗って、全体重をかけてフミフミしてあげるのです。
そうすると、おかあさんは「うひゃー」と悲鳴をあげるので、きっとすごく受けているのだと思います。
「そろそろトイレに行きたいな、と思う頃に必ず膀胱を押しに来るのは何故ー!」と言って喜んでいるようです。
「うちの子で、バイトができるのはあんただけだわ」とも言われます。
猫がお相手する癒しカフェとかいうのがあったら、私はバッチリ働けるのだそうです。
うちに誰か来ると、兄は吠えるし姉は逃げますが、私はお出迎えしてご挨拶します。
このうちに泊まりに来るお客様は一人残らず私のファンで、「ニャンギラスはかわいいねえ」と褒めてくれます。
「顔はブサイクだけど態度がかわいい」って・・・。(しかも全員)
写真は、お盆の日のニャンギラス。
お供えのお菓子皿に寝て、提灯を押し倒しているところ。
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