新聞記事から ― 2006年10月28日 23時11分02秒
メディアで報道されない=小さなニュース。
大々的に報道される=大きなニュース。
と単純に思っていたが、まったくそうでもない場合もある。
そんな現実を否応なしにつきつけてくる新聞だが、朝刊を広げて何気なく読んだ記事に胸がいっぱいになりました。
それは、弱視のお子さんをもった若いお母さんのエッセーでした。
情報交換のためのHP「あいぱっちくらぶ」を主催されているかたです。
ある時、HPの掲示板に、「弱視治療のための眼鏡に保険はきかないのか問い合わせたら、7割の適用が認められた」という書き込みがあったとか。
それをきっかけに、あちこちで保険の審査請求をするとともに、平等な保険適用のための署名を集め、ついに今年4月から保険適用が認められたのです。
活動をしているとき、「自分の子どものために使うお金も惜しいのか」とも言われたそうです。
でも、お母さんたちは平気でした。なぜなら自分の経済的負担のためだけに活動していたのではなかったから。
署名とともに「私の子どもの弱視が治るまでには間に合わないかもしれません。でも、後に続く子どもたちには絶対必要なことだと思うのでがんばりましょう!」というようなお便りが多く届いていたのです。
保険適用が認められたことは、福祉に関するすべてが削られていく中での快挙だと思います。
中心になったのが、沖縄と北海道に住む二人だったことも、ネット社会の可能性や楽しさを感じさせてくれます。
何よりも子どもたちの幸せを願うお母さんたちの思いが胸をうった記事でした。
このエッセイを書いた石垣の若ママ、しぇるさんのHPを見ていると、なななにーーー????と目がぱちくりするような本格的なパンを焼いていらっしゃるではありませんか。
可能なのか???? こんなこと・・・・というようなパンなんですけど。
弟子入りするべき???
最近のコメント