椿の実の謎2007年08月02日 01時29分45秒

割れました

台風4号で、数多く吹き飛んだツバキの実。

かろうじて残っていた実も、枝についたまま次々に割れて種を落としていました。

好奇心押さえがたく、まだ割れていない実を叩き落として(おいおい)テイクアウトしてきました。

なぜなら、この前拾った実が、私にとっては理解しがたい不思議な構造だったからです。


何が不思議かと言いますと、
実の表面の厚い皮は3つに割れて、中を見ると種の入っているお部屋が3つある。(ここまでは妥当)
お部屋から出てきた種は、3個、3個、2個。(?????)

ね、不思議ざんしょ。


ツバキの実の中に入っている種は、どれも3,3,2なのか。
実によって違うのか。


これはぜひ、確かめないと。

で、めでたく実が割れました。
中に種のお部屋が3つです。

お部屋から出てきたのは・・・・種が4個、3個、4個。
ああ、数が決まっているわけではなかったのね。
それから出てきたのが、小さな虫が数匹・・・・なんかヤダ。

着々と・・2007年08月03日 02時26分22秒

たんすにジュゴンのみなさん

着々と作業は進んでおりますよ。

「たんすにジュゴン」の絵付けや紐通しをやりつつ、大鍋ではフクギの煮染めです。


「たんすにジュゴン」って何? とおっしゃる方に軽く説明いたします。

「たんすにジュゴン」は、重曹の入った巾着でして、ジュゴンの絵が描いてあります。
ジュゴンの絵がヘタですが、ちゃんと「じゅごん」と字で書きましたから大丈夫。
物真似のへたなヒトが、とにかく「森、進一です」と言っちゃうのと同じです。

重曹は消臭になるので、たんす(あるいは下駄箱など)に入れていただきます。
たんすを開けるたびに辺野古のジュゴンを思い出すシステムになっています。



思い起こせば、2005年10月末、ヘリが落っこちたりして危険な普天間基地が返還されることになりました。
わーい!わーい!やったー!

と、喜んだ瞬間、
「そのかわり、新しい米軍基地を日本のお金でつくる。場所は辺野古」

沖縄中から「ずごっ」「ずごっ」とずっこける音や「ばたっ」「ばたっ」と倒れる音が響き渡りました。

市民投票や海の上の座り込みで、市民は辺野古の基地建設にNO!と言ったのに、日本とアメリカの政府は勝手に決めたと言うのです。



辺野古に複合軍事施設(滑走路・軍港・実弾を積み卸しする波止場など)を作る計画は、ベトナム戦争の頃、米軍が考えたことだそうです。

でも、ベトナム戦争にお金をつぎ込んでいたアメリカは、基地をつくるお金がありませんでした。

立ち消えて忘れ去られていた計画だったのに、日本が作ってあげると言い出したのです。
福祉や教育や地域に回すべきお金を、基地建設に回せばいいということです。

お金はそれでいいかも知れないけど(いいのか?)、ベトナム戦争は30年以上前のことです。
30年前は、環境のことなんか大事じゃなかった。
まさか、こんなに温暖化が進むなんて、誰が想像したでしょう。

地球に生きる以上、自然に対して謙虚になるべきだ、と実感したのは、ここ数年ではないでしょうか。

30年前の計画通りに、海を埋め立てるのは愚かです。
間違っています。

自由を守るとか、テロと闘うとか、アメリカの大義名分はいろいろありますが、よその国に暮らす人々の自由を脅かし、子供たちを含む民間人を無差別に殺しているのが米軍の実状です。

辺野古に新しい米軍基地を作ってはいけないのです。


私たちにできることは何だろう? 
基地建設なんか絶対だめですよ、と伝えるにはどうしたらいいの?

で、ブログの常連コメンテーターの皆さんに、あれこれご意見を伺いながら誕生したのが、この「たんすにジュゴン」だったというわけです。

1000個作ったら、千ジュゴン観音になって、辺野古を守ってくれる・・・と思っているうちに、2000ジュゴンを超えて、数えるのがめんどくさくなったので、いくつ作ったかもうわけわからなくなりました。

というわけで、「たんすにジュゴン」は、新基地建設にNO!を伝えるための、マヌケ部門グッズとして君臨しているのです。



まだまだどんどん作りますとも! イェイ!

スギボックリの親2007年08月04日 23時51分29秒

台風被害のナンヨウスギ

スギボックリの親木、ナンヨウスギです。

台風で、右側の枝(団地の建物に近い方)がきれいに吹き飛びました。
早く再生してほしいです。
なーんて言っているうちに、あっという間に元通り以上になるかもね。




米軍ヘリが沖縄国際大学に墜ちたときの写真展を見に行きました。

今までは、黒く焼け焦げた壁ばかりに目が行っていて気がつかなかったのですが、建物の横にナンヨウスギが2本立っているではありませんか。

3階建ての建物より、ずっと背が高いナンヨウスギ。

おそらく爆風や火柱を受けたのでしょう。
あちこちの枝がなくなっていました。

建物と通路の間に植えられた木ですので、このナンヨウスギが守ったものも多いはずです。


一部屋だけの小さな写真展でしたが、写真を提供した人たちの思いのこもった展示でした。

5日(日)まで、パレットくもじ6階の市民ギャラリーでやっています。

ゴミ拾いは続く2007年08月05日 23時43分17秒

見返りぴぐモン

見返りぴぐモン



夏休みだけれど、拾うゴミの種類はさほど変わりません。

チューチューの容器は一年を通じて落ちています。
アイスの棒が木だったのは昔のこと、最近はプラスチックの棒があり、白くて目立つので数多く拾えます。
ポップコーンの袋も定番ゴミです。

最近増えていて気になっているのが、ゼリー飲料の容器です。
ゼリー飲料だけでなく、飲むアイスとかスポーツドリンクとか、何でもあのおちょぼ口のプラ容器に入っているんですね。

団地の隣にある、医療関係の建物では全域が禁煙になったとのことです。
そのために、団地入り口あたりの吸い殻が、非常に増えました。
みんな、ここまでたどり着いて一服しているのか・・・。ご苦労さんです。いっぱい税金払ってね。


ゴミを拾い始めた頃は、ほんとうにゴミの量が多くて、週2回の収集日ごとに大袋を2つ出していました。
拾っても拾っても、次の日にはゴミだらけ。

無力感に襲われることもありましたが、とにかく自分が拾った分は海に流れることはないんだ、ウミガメが間違って食べるのを減らせるんだ、と自分で自分を励ます日々でした。

毎日ゴミを拾えば1年で大袋120袋、10年だと1200袋、決して無力とは言えないぞ、と袋の山を想像したりしました。

やはり、最初の頃は邪念があったんだなあ、と思います。


今はなーんにも考えませんからね。

ただ拾うだけ~♪
決して完璧を目指さない。
紙ゴミはスルーだけど、気が向けば拾う~♪


と、拾っているうちに、ゴミが減ってきたんです。
このところ、袋は1つで充分です。


そうなると、気になりはじめたのが落ち葉・・・・。
季節を問わず自分勝手に葉を落とす、沖縄の木々の大ファンでありますが、季節を問わず落ち葉が多いということです。

マイゴミばさみの次は、マイ熊手だな。
ゴミ拾い放題。
落ち葉掃き放題・・・・うっとり・・・。

暑くないの???2007年08月08日 23時04分17秒

砂浴びコッコちゃん

辺野古・命を守る会のアイドル、コッコちゃんです。

気持ちよさそうに砂浴びしてるけど、
炎天下の焼けた砂ですよ~。