詐欺からの電話 ― 2006年01月17日 19時04分41秒
昨日はパソコンの調子が悪く、お休みしました。
でも、「こんなことってほんとにあるんだー!」と思った日でした。
うちに、振り込め詐欺の人から電話があったのです。
普段、「もし、オレオレから電話があったら、口座番号まで言わせて通報してやるぞ」などと思っていたのですが、それは「まさかうちに電話が来るはずない」とタカをくくった上での甘い考えでした。
朝、家の電話が鳴ったので出ると、「沖縄ニャントカホニャララですが、○○●●さんのお宅ですか」と、カツゼツ悪く言いました。うちの名字は合っていましたが、がらモンの名前は読み方が間違っていました。
「はいそうです」(訂正しない)
「●●さんのお母さんですか」
「はいそうです」(訂正しない)
「沖縄ニャントカですが」
「(がらモンがパソコンか何か買ったお店から連絡が来たのかな?)すいません、聞こえません。どちら様?」
「沖縄ニャントカ」
「は?」
「沖縄県警ですが」
「沖縄県警ー?(この前、外務省に行っちゃったことで何かお咎めが?)」
「●●さんはご在宅ですか」
「(警察なのに名前間違えるかなー)いません(普通のお勤めならご出勤してる時間ですけど)」
「実はですね、●●さんの同僚の××さんがですね。××さん、ご存じですか」
「いいえ存じ上げません」
「いわゆる出会い系サイトでですね。ああ、おかあさん、出会い系サイトってご存じですか」
「(いくつだと思ってるんだろう・・ちょっと老けた声を出してあげた方がいいかも)ええ、まあだいたいは知っておりますぅ。ごほごほ」
「その出会い系サイトで知り合った女の子と、カラオケでですね、そのーみだらな行為がありまして」
「はあ(あちゃー、××さんと全然関係のない私に警察がそんなこと言ってるよ)」
「で、実は●●さんも」
「うちの●●も、ですか(誰だよ●●って)」
「ええ、二人で女の子をですね。で、女の子とおとうさんが見えまして、お二人を呼びまして、認めておられるわけなんですよ。で、逮捕いたしまして」
(●●ったら逮捕されてるよー。さっきはご在宅ですかって聞いてたのに逮捕されてたのか)
このあたりで、さすがにイヤになってきたわけです。
で、本当の警察かどうか一発で証明してあげる手段に出ました。
「えーっと、ちょっと待ってくださいねっと。ぽち。お待たせしました。録音ボタン押しました」
さよならも言わずに一瞬で電話が切れてしまいました。
口座番号までは遠い道のり。私には無理でした。
でも、接触は早めに断った方がいいと思いました。
今回は突っ込みどころ満載でしたが、もし、プロ中のプロが相手だったら、ふと気がつくと振り込んでいた、ということにもなりかねません。
ところで、電話の向こうには何台もの電話があるようで、ざわざわとひっきりなしに話し声が聞こえていました。
振り込め詐欺株式会社だったのかもしれません。
皆様もお気をつけくださいね。
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