辺野古で起こったこと2006年01月24日 23時01分02秒

商標登録への道(後編)を一日延ばして、沖縄で起こったことを書いておこうと思います。

辺野古とキャンプシュワブを隔てる有刺鉄線には、色とりどりのリボンに平和へのメッセージが書かれて、結びつけられています。
砂浜には、英語で「基地はいらない」と書いてあります。
砂に書いているので、毎日書き直すのだそうです。

そんな辺野古の浜辺でたき火をしていた旅行者が、有刺鉄線を超えてきた米兵に押さえつけられ、身ぶり手ぶりで「たき火を消せ」「砂に書かれたメッセージを消せ」「リボンをひきちぎれ」と強要されたのです。しかも立ち上がることを許さず、四つんばいのまま。最後にむりやり「SORRY」と書かせるまで1時間もこづきまわしたのです。

被害にあった青年の訴えです。

今回、私が被った事件は絶対に許せないものです。
米兵が私に対して行なったことは民間地域での住民の権利の侵害です。
これでは私達、民間人は普通の生活も夜の砂浜への出入りもできません。
このような状況が沖縄で続いていることは絶対におかしいと思います。

私は私が米兵にされたことを皆さんに訴えます。
TVには写らない沖縄があるということを、沖縄の現状は60年続く戦争状態にあることを、このことを知らない多くの人達に知って欲しい。

沖縄は返還されたと聞きました。
しかし、私が見た沖縄はいまだに植民地状態にあります。

辺野古に基地建設がされればこのような状況はさらに深刻になると考えます。
今すぐに基地建設をなくして欲しいと心から願っています。
日米両政府に本当に静かな沖縄を還してくださるようにお願いします。