鬱金のちから22006年01月10日 23時34分16秒

全然まったく大丈夫でした。

鬱金(あえて漢字でいってみました。これならウンコとは読めないでしょう。でも、ウコンとも読めないかも)は、溶けて流れて跡形もなくなってしまいました。
煮たときの匂いが存在をアピールしただけで、あとはごくごく普通の月桃染めのできあがりです。


ウコンの粉があんなに黄色いのだから、ばっちり黄色く染められる、と思って、糸を染めたことがありましたが、全然染まらなかったのです。
その失敗が、今回役に立ったというわけです。

失敗が成功の母になったことはあまりありませんが、ほんのちょっとは役に立つこともあるんですね~。


このたびの染料は、ウルトラ団地の一斉清掃で、根元から切り取られて捨てられようとしていた月桃を使いました。
次はフクギの葉っぱを手に入れたいな。
いつもいつも、同じお宅の生け垣から(黙って)もらっているので、少し気が引けているのです。

公園には大きいフクギの木があるのに、大きすぎて葉っぱまで手が届かないし・・・。
公園に、椅子を持って行こうかな。
椅子に乗れば、枝に手が届くだろうから・・・。

そこまで考えて、はっと気がつきました。
わざわざ運んできた椅子に乗って、枝に手を伸ばしているんですよね・・・。
もし、通りかかった人がいたら、「早まるな! 命を粗末にするんじゃない!」と、駆けつけて大騒ぎになってしまうことでしょう。

・・・この案は却下です。