つづら折りの宴 ― 2006年08月14日 23時52分02秒
昨日はクラブムンドに「たんすにジュゴン」を売りに行きました。
物販用テーブルを一つずつ貸してもらえたのですが、私たちは「たんすにジュゴン」を数個並べるだけ。
辺野古テントからは本やビデオやアクセサリーなど売るものがたくさんあり、ディスプレイ用の飾り物もあれこれと考えて作られていて、テーブル一つではとうてい足りません。
辺野古テントには、みんとさんの絵はがきもあったので、「これ、うちのテーブルで売ろうっと」と、勝手に移動させてしまいました。
すると・・・、
一人のお客さんが、
「この絵は誰が描いているのですか?」
キターーーー!
思わず、
「これを描いている人はですね、ぺらぺらあれこれどーのこーの」と必要以上に熱く喋るワタシ。
お客さんはヘキエキして、全種類1枚ずつ買って、そそくさと立ち去っていきました。
ありがとうございます~!
テーブルには、平良夏芽さんの新聞記事コピーも置いていました。
すると・・・、
みんとさん絵はがきにも、「たんすにジュゴン」にも目もくれず、まっすぐにコピーに手を伸ばしてきたお嬢さん二人連れ。
一人1枚ずつあげようとすると、「一緒に読みますから1枚でいいです」とおっしゃって、仲良く読んでおられました。
で、できるな。
ソウルフラワーモノノケサミットは、全然もの悲しくない超にぎやかなチンドン屋さんでした。
何年か前に、つけっぱなしのラジオから流れてきた、インターナショナルにひっくり返りそうになったことがありました。
そのインターナショナルは、とことん騒がしく、「闘かわん いざ 奮い立て」のところは「踊りましょう♪ いざ 歌いましょう♪」という歌詞になっていたのです。
ずっと「誰の歌だったんだろう・・・?」と思っていたのでしたが、それがこのソウルフラワーさんたちだったのでした。
あなたたちだったんですね、あのインターナショナル。
ナマで聴かせてもらって、いやはや楽しかったです~♪
お願いします ― 2006年08月15日 23時04分52秒
北海道から毎年、遺骨収集のために沖縄に来ているという人をテレビで紹介していました。
6月23日を過ぎても、壕に隠れていたところ、そこに米兵が入ってきたので撃ち殺したそうです。
それはとても若い兵隊さんで、しかも武器は持っていなかったとか。
「戦争だからしかたなかった。こっちが殺されると思った」という言葉からは、やりきれなさがあふれていました。
60年、その人は苦しんでいるのです。
平和な時代に人を殺してしまったのなら、裁判を受けることができます。
刑を終えたあとは、その身を投げ出してご遺族に謝ることも、お墓参りに行くこともできます。
戦争では、それさえもできません。
重い心を抱き続けるだけです。
疎開船に赤ちゃんと一緒に乗っていた若いおかあさんがいました。
その船が攻撃されてしまいました。
救命ボートには、お年寄りと子供から乗せます。
おかあさんは若いので、ボートには乗れません。
でも、赤ちゃんだけを誰かに託すことも、つらくてできませんでした。
ちょうど、薄暗くなる時間だったので、おかあさんは顔を隠し、お年寄りのふりをして赤ちゃんとボートに乗ったそうです。
そのことを60年間、誰にも言えなかったのです。
自分がそうしたために、誰かが亡くなったのではないかと、ずっと、心につらい思いを抱えた60年間でした。
去年、NHK沖縄放送局が、沖縄戦の絵を募集し、夕方のニュースで紹介していました。
描かれた絵は、ご自身の体験が多いのはもちろんですが、「こんな人を見た。あの時は助けられなかった。あのあとどうしただろう」と、見ず知らずの人を思って描かれた絵も多くありました。
手を差しのべる余裕などなかったのに、「助けてあげられなかった」という思いを持ち続けなくてはならなかったのです。
私たちは平凡な弱い人間です。
法を犯さずに暮らしたい。
人に意地悪することなく、できる限りの誠意を持ちたいと思っています。
だから、平凡な人間が平凡な人生を全うできるように、余計な重荷を背負って残りの人生を歩むことのないように、政治家の方は力をつくしてほしいのです。
心からお願いします。
梅干し干しは続く ― 2006年08月16日 23時54分19秒
梅干しは、晴れていたら少しずつ干しています。
干した梅は、夕方やわらかくなっていたら保存瓶に入れ、固かったら元の梅酢に戻します。
一つずつ梅をチェックして、保存瓶行きにするときは、「むふふふ・・」と不気味に笑ってしまう。
今朝は、あまり空気が乾いていなかったものの、お日様が出ているからいいかな?と思って、干して出かけました。
でも、みるみる暗雲が立ちこめてくるではありませんか。
ラジオでも「突然のにわか雨に注意してください」と言っているし・・・。
梅干しが雨に当たったらどうなるんだろう。
沖縄の、大粒で勢い良く降る雨は、梅干しの皮ぐらい突き破ってしまうことでしょう。
あわてて家に向かい、あと少しでウルトラ団地に着くという時、巨峰くらい(?)の雨が落ちてきたかと思うと、一瞬で土砂降りになりました。
も、もはやこれまで・・・・。
悲惨な梅干しを見なくてはいけないのね・・・と体中から雨を滴らせ、暗~くなって部屋に戻りました。
「わーい、おかえりっ!おかえりっ!」とはしゃぐ犬を後回しにして、ベランダに行くと、幸いなことに風向きが反対方向だったので、ベランダはほとんど濡れていませんでした。
ああ、ラッキー・・・(あくまでも今日のところは・・・)
すてばちになっちゃった ― 2006年08月17日 23時42分46秒

沖縄で多いのは、捨犬、捨猫、すてばちです。
しょっちゅう、すてばちになっています。
アロエとかトラノオとかの鉢を買ってきてその辺に置いておく。
ほったらかしておく。
すると、どんどんどんどん新しい芽が出てきて、根も張って、みっしりぎゅうぎゅうになっている。
植え替えようとしても、鉢から出ない。
もうめんどくさいので、ポイとする。
これがすてばちです。
プラスチックの鉢は、風化して剥がれ落ち、そのうち脱げてしまいますが、しばらくは根っこがしっかり鉢の形をキープしています。(写真参照)
捨犬、捨猫には、胸が痛くなるワタクシですが、すてばちを見ても「けっ」と思うだけで、同情のカケラもありません。
でも、壊れかけのプラスチック鉢は、ゴミばさみでバリバリ壊してさしあげております。
(ま、ほっておいても、根っこでブチ割ることでしょうね・・・)
不思議 ― 2006年08月18日 23時55分02秒
とっても不思議なのですが、戦争って、国と国がやるものではないのですか?
民間団体であってもよその国と戦争ができるのね。
ヒズボラって、規模としたら吉本興業みたいなものじゃないの?
吉本興業と戦争になって、大阪の町に爆弾落としているようなものではありませんか?
大阪の人は、全員吉本興業の人に見えます。
だから大阪中に爆弾を落としてもかまわないってか?
それに、停戦が決議できるのであれば、最初っから戦争をやらなければいいのにと思います。
昔から、テト停戦とかクリスマス停戦とか、一時的に戦争をお休みすることがあったけど、お休みできるのなら永遠にお休みすればいいだけの話なのにね。
破壊力のある新兵器を数多く持っているのが進んだ国だと思わないでほしい。
もし、戦争に至ったのであれば、それだけで人類の英知のカケラも感じられない野蛮きわまりない国なのです。
最近のコメント