ニャオスの本性2007年11月05日 23時58分26秒

襲いかかる瞬間

ふすまの陰から突然飛び出して、ぴぐモンに襲いかかるニャオス。
一瞬のことなので、ブレブレ画像です。



確かキミは、「おとなしくておりこう。爪も立てない。飼いやすい初心者向きの猫ちゃん」として登場したのではなかったか?

だんだん元気な猫になっていった・・・そこまではよろしい。

だけど、いつの間にか完璧な凶暴猫になってしまったのはどういうわけかね。

ガブガブ噛まれると、最初の頃は「ギャー! 痛い!」と言っていたのだけど、複数の人に「大声を出すと遊んでくれていると思うらしい。落ち着いてヨシヨシイイコイイコするといいんだってよ」と言われた。

だから、今では騒がない。
毎日のことだから、慣れた。


ただ、困っていることは、ぴぐモンを狩ることだ。

ニャオスは1才の昇り調子の猫だけど、ぴぐモンは拾って11年目の白内障犬。
ご飯だって、「シニア」より更にお年寄り用、「シニアプラス」の小粒を食べている。
ニャオスのお兄ちゃんは、実は、関節炎のサプリも飲んでいるおじいちゃんなんですから。

だから、「ウニャー!」と両手を広げて襲いかかるのはやめてほしいと、しみじみ思う。


朝晩のご飯時、ぴぐモンはおとなしくお座りして待っているのに、ニャオスは「お兄ちゃんのバカー! あっち行けー!」と怒る。

ご飯のあと、ぴぐモンは一眠りしたいのに、ニャオスは「お兄ちゃんはそこで寝ちゃだめー!」と怒る。
ぴぐモンが場所を移動すると、ついて行って「そこもだめー!」と怒る。

そのほかは、気が向けばいつでも、ぴぐモンに向かって怒っている。
ぴぐモンをベランダに追い払って、ぴぐモンが部屋に入ろうとすると立ちふさがって邪魔をするなど、各種の意地悪をするようになった。


ご飯が足りないから怒るのかな? と食べるだけ与えていたら、どんどんたくましくなって、マッチョ猫だ。


でも、猫って、普段トレーニングしているわけでもないのに、運動能力はすごい。
すごいというか、ずるいというか。


でも、ぴぐモンは、ニャオスに怒られると後ずさりしたり移動したりして、怒り返したことがない。

それを見ている私の方がストレスを感じてしまう。


がらモンは、そんなニャオスを見ていて、恐ろしいことを言った。
「ニャオスは、犬を片っ端から襲う地域猫の血を引いているのかな? 模様が似ているよ」

あの恐ろしい猫の子だったのか・・・・?

犬を襲う地域猫の過去記事はこちらです。
「ほんの少しだけ追体験」(リンクしてます)