沖縄の本と硫黄島の映画 ― 2006年12月09日 23時44分42秒

実家に行くときの飛行機で、乗り合わせた男性が読んでいた本です。
座席に座ったとたんにこの本を開き、離陸の瞬間も、配られた飲み物を手にしても、着陸のときも、読んでおられました。
時々ページを遡って読み返していて、そうしているうちに眉間の皺がどんどん深くなっていくのでした。
読み疲れたのかな、内容が辛いのかな、おそらく両方なんだろうな、ってずっと見てたのかよ!ワタシ。
図書館にあったので借りてみました。
読みやすい、わかりやすい、とてもいい本でした。
太平洋戦争が始まってから沖縄戦に至るまでの説明も、数ページですが、すんなり理解できるように書かれています。
戦場で逃げまどっていた人たちのことを、決して忘れることなく書かれた文章だと思いました。
だからこそ、頷きながら素直に読むことができたのではないでしょうか。
「図説 沖縄の闘い」 太平洋戦争研究会:編
河出書房新社
今日は、「父親たちの星条旗」を観てきました。
こちらもまた、頷きながら素直に観ることができる、いい映画でした。
良くも悪くも必ず感じるアメリカ映画のアメリカっぽさが、まったくありません。
アメリカの戦争映画だということで、ちょっと身構えていたのですが、一瞬で身構え解除。
始まったばかりの「硫黄島からの手紙」も必ず観に行きます。
クリント・イーストウッド監督の映画も、ビデオを借りてきてみんな観たいと思いました。
今日はですね、非常に珍しく、定価で映画を観ましたよ。
そのかわり、飲み物一つ買いません。水筒とお弁当持参でした~。
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