新聞記事から2008年03月30日 10時59分09秒

新聞を読んでいて、胸が痛くなる記事に泣きそうになった瞬間、テレビから森三中・村上が歌う「べっくらこいた~」が流れてきました。
その歌が私のツボにハマって、奇妙な泣き笑いになってしまいましたよ。


ベトナム戦争の時、老人や子供を含めて500人以上が殺されたソンミ村。
生き残った人(資料館館長)と、虐殺に加わっていた元米兵が対面したという記事でした。

館長は、紹介されたとたんに席を立ってしまい、心を落ち着かせてから戻ってきて質問を浴びせる。
元米兵は謝って泣くばかり。
家族にも、虐殺に加わったと話すことも出来ず、ずっと悔やみ続けていたのです。


戦争は国家的プロジェクトです。
でも、それを担うのは、個々の普通の人々。

薄い皮に包まれただけのやわらかい肉体と、悩んだり悲しんだりする心を持っている普通の人々です。
国家から与えられた武器によって、もたらされる悲しみや怒りを、国家は担ってくれません。
終生せおっていくのは、個々の人々の心です。


それを忘れないために、新聞記事を切り抜いておこうと思いましたが、ふと気がついたら、掃除のためにビリビリ破いて濡れ新聞紙にしていたではないですか。
うにゃーですよ(意味不明)。

webに記事があるかな~と探してみたら、、、西日本新聞にありましたのでリンクを貼ります。
ベトナム戦争・ソンミ村事件40年 生存者と加害者が初の対面

コメント

_ みんと ― 2008年03月31日 00時09分15秒

う〜む。パソ前で、何とコメント書こうかと15分以上悩んだんだけど、
言葉がみつからなかった。
記事読んで思ったのは、「ばるタンって、要約するのがうまいなぁ。
これだけの文章を、あれだけにまとめて、しかも内容ばっちりだし」
ということですた。

_ ばるタン ― 2008年03月31日 10時49分33秒

◆みんとさん
要約する気にもなれないこんな記事はいかがかな?

「米空軍のRC135電子偵察機が22日、本島北部の訓練空域を飛行中、油圧系に異常が発生したとして約2万7000キロの燃料を海上に投棄していたことが27日、分かった。
沖縄防衛局から25日に連絡を受けた沖縄市によると、米軍は「燃料は空中で分解され、環境への影響はない」と説明したという」

そーなんだ。環境への影響はないのねってバカーーー!
おっと、取り乱してしまいました。

_ 桃太郎 ― 2008年03月31日 16時08分06秒

そうなんですよね。
国家の犯した罪を背負って生きるのは
個人なんだ。

環境のへ影響ないんなら、自分の国の上でやってみー
と言いたい。

_ こなみ ― 2008年03月31日 20時25分46秒

たしか、昨年には、ゴミを山積みにしたのは自分たちなのに、
訓練のじゃまになる・・と文句を言ったとか・・。
陸にも海にも、ゴミをすてまくり・・・。

ひとつ前になりますが、別のブログで写真がいっぱいあったので
「へのへのこちゃん」を探していたのです。
見つからなかったのは、そういうことだったのですね。

_ ばるタン ― 2008年03月31日 22時49分15秒

◆桃太郎さん
国家には罪の意識がないような気がします。
特に日本。

沖縄県民が水不足で断水しているときに、演習で山火事を起こしてダムから水を汲んで消していたこともありました。
最近はあまり断水しませんが、北部の山の中はダムだらけで、環境破壊やり放題です。
怒りを通り越して悲しい・・・。


◆こなみさん
1.へのへのこちゃん旗を忘れた。
2.テントでおしゃべりしていて、浜の集会に行った時には終わるところだった。
とまあ、そんな感じでございます^^;;;;

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