ちまっていこうぜ! ― 2006年01月07日 23時56分46秒
新年のご挨拶も恥ずかしい今日この頃ですが、今年もさりげなくよろしくお願いします。
今年もまた気持ちをあらたに、ゴミを拾ったり、生ゴミを撹拌したり、詰め替えられるものは詰め替えたりして、環境に配慮して暮らしたいと思います。
ま、環境がどーのこーのと言っていますが、ちっちゃいことにミョーにこだわりたがるのは、DNAの「ちまちま因子」のせいなのかもしれません。
洗濯機に関する、姉のご意見を聞いて、その本末転倒のちまちまぶりに、絶句しながら深く共感を覚えたのでありました。
それは、洗濯機のゴミ受けのことです。
洗濯機には、ゴミ受けのネットがついていて、時々取り外して溜まったゴミを捨てます。
あのネットが破けた場合、一時代前の洗濯機では、古いストッキングを切って、はめ込めるようになっていました。
ところが、最近の洗濯機は、はめ込めるように作られていません。
まっさらのゴミ受けを買ってこなくてはならないのです。
私の洗濯機も、ゴミ受けが破れたので、洗濯機の製品番号をメモして、ホームセンターに買いに行きました。でも、合致するゴミ受けがなかったので、ぷかぷか浮くゴミ受けを買って帰ってきました。おかげさまで安くてすみました。
姉もしかたなくぷかぷかゴミ受けを使っていますが、「部品ごと取り替えろなんて変だ! 前はストッキングで代用できたのに! 絶対許せない!」と言います。
「ゴミ受けにストッキングがはめ込める洗濯機でないと、買わない!!!! 電気屋さんの洗濯機売り場に行っても、ゴミ受けがどうなっているかしか見ない!!!!!」と言います。
姉の洗濯機が、本格的に壊れる前に、電気メーカーは姉の望む洗濯機を作ってくれるでしょうか。
洗濯機を選ぶポイントが、ゴミ受けの構造だけであるというのはいかがなものか、とも思いますが、たとえ誰にも理解されないちまちまであろうと、同じDNAを持つ私はわかってあげるよ、ねーちゃん、とも思うのでありました。
ではみなさま、今年もお元気で、ちまっていきましょう!
分別しましょ ― 2006年01月08日 23時58分10秒
今日は、ウルトラ団地の一斉清掃の日でした。
毎回毎回、めんどくさいだの暑いだの寒いだの、気持ちはごねごねするのですが、一歩外に出てしまえば、ほかの人たちと一緒にノリノリで楽しくお掃除をしてしまうのが常です。
ゴミ集積所に行ってみると、回収されていないゴミがいくつかありました。分別されていなかったり、指定の袋に入っていなかったゴミです。
それを数人で分別していると、認識の違いから混乱が生じます。
「蛍光灯は燃えないゴミだよね」
「危険ゴミじゃない?」
「こわれてないよ」
「こわれてなくても危険ゴミだはずよ~」
「えっ知らなかった。ずっと燃えないゴミで出してた」
「スチールもアルミも一緒に出すのって変よね」
「一緒でいいの? 私は分けてるけど」
「ここの自治体の分別では、缶は缶だよ」
「何で?」
「何でかわからん~」
1時間のお掃除タイムも、あっという間。
分別って時間かかるのね。ってしゃべりっぱなしだったような気が・・。
ウコンのちから ― 2006年01月09日 23時58分55秒
お正月に、友達や姉と一緒に「たんすにジュゴン」の絵付けをしようとしたところ、食紅がなかったのです。
豆乳だけで描いて、らんちうの山を築いても困るなあ。。。
あたりを見回したら、ウコンの粉があったので、豆乳に混ぜることにしました。
いつもはピンクの豆乳ですが、今回は黄色い豆乳です。
「ウコンで黄色く染まるんじゃない?」という当然のご意見が出ましたが、
1.前にウコンの粉で糸を染めようとしたらうまく染まらなかった。
2.ちょっとくらい黄色く染まっても、私は全然気にしない。
という根拠で、ウコン豆乳を使って半日たっぷり絵付けにいそしみました。
今日は、その時の巾着の煮染めです。
月桃から煮出した染液は、月桃のいい匂いがしています。
そこに巾着を入れて、火にかけました。
部屋も暖かくなり、いい感じです。
しかし、しばらくすると、月桃の匂いがすっかり消え、代わりにウコンの苦い匂いで部屋中が満たされてしまいました。
豆乳に混ぜたのは、ほんのちょっぴりのウコンだったのに。
ウコン強いぞ!
今日の作業はそこでおしまい。
ウコン豆乳で描いた絵が、黄色くなってしまうかどうかは、明日のお楽しみです。
鬱金のちから2 ― 2006年01月10日 23時34分16秒
全然まったく大丈夫でした。
鬱金(あえて漢字でいってみました。これならウンコとは読めないでしょう。でも、ウコンとも読めないかも)は、溶けて流れて跡形もなくなってしまいました。
煮たときの匂いが存在をアピールしただけで、あとはごくごく普通の月桃染めのできあがりです。
ウコンの粉があんなに黄色いのだから、ばっちり黄色く染められる、と思って、糸を染めたことがありましたが、全然染まらなかったのです。
その失敗が、今回役に立ったというわけです。
失敗が成功の母になったことはあまりありませんが、ほんのちょっとは役に立つこともあるんですね~。
このたびの染料は、ウルトラ団地の一斉清掃で、根元から切り取られて捨てられようとしていた月桃を使いました。
次はフクギの葉っぱを手に入れたいな。
いつもいつも、同じお宅の生け垣から(黙って)もらっているので、少し気が引けているのです。
公園には大きいフクギの木があるのに、大きすぎて葉っぱまで手が届かないし・・・。
公園に、椅子を持って行こうかな。
椅子に乗れば、枝に手が届くだろうから・・・。
そこまで考えて、はっと気がつきました。
わざわざ運んできた椅子に乗って、枝に手を伸ばしているんですよね・・・。
もし、通りかかった人がいたら、「早まるな! 命を粗末にするんじゃない!」と、駆けつけて大騒ぎになってしまうことでしょう。
・・・この案は却下です。
びっくり年賀状 ― 2006年01月11日 23時11分23秒
十二支の中で、ダントツにその辺にいる存在が「犬」ですね。
今年は、犬の絵や写真が楽しい年賀状が、あれこれ届きました。
その中で、ちょっとびっくりした年賀状は、ペット美容室から送られてきたものでした。
年賀状の写真は、なんと!うちのぴぐモンの顔写真でした。
去年、ぴぐモンは一度、そのお店で全身坊主刈りにしてもらったことがあるのです。
その時に写真を撮られていたのでしょう。
散髪にやって来たワンちゃんが仕上がるたびに、写真を撮っていると思われます。
もしかすると、before と after の写真かもしれません。
それをデータベースに入れていて、ぴぐモンのうちにはぴぐモンの写真、テロテアさんのうちにはテロテアさんの写真を入れた年賀状が来るというシステムです。
なかなかニクイことをやるではありませんか。
飼い主のココロを充分くすぐってくださいましたよ。
ところで、ぴぐモンは、非常に人見知り犬見知りをするのです。
知らないお店に置いて行かれて(飼い主はその場にいない方がいいのです。犬が甘えるから)、シャンプーされてカットされて、さぞ心細い思いをしたことでしょう。
ぴぐモンの写真には、不安な気持ちがはっきり写っていました。
いつもはピンと立っている耳が、真横になるほど緊張しています。
知らないおねえさんに囲まれて、カメラを向けられたぴぐモンは、(多分おやつに釣られて)必死に愛想笑いをしようとしていますが、目の焦点が全然合っていません。
はっきり言って変な顔。
飼い主にはとても写せない貴重な写真と言えるでしょう。
暑くなる前に、また坊主刈りしようね。ぴぐモン。
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