ムーチーの日 ― 2008年01月15日 17時20分51秒
ものもらいができて、痛くないけどうっとうしいです。
でも、ムーチーももらえたから、我慢しなければ。
右のみそナントゥは、私の作った味噌入りなので、実においしいです。
ただ、贅沢を言わせて貰えば、夕飯前にもらいたかった。
夕飯をお腹一杯食べてから、また食べてしまったではありませんか。
ムーチーは、餅粉をこねて、月桃の葉っぱに包んで蒸して作ります。
旧暦12月8日には、たとえそれがクリスマスであろうと、大晦日や元日であろうと、沖縄ではムーチーを食べることでしょう。
子供の成長を祈る意味があるので、沖縄ではとても重要な行事の一つです。
赤ちゃんが産まれたおうちでは、ご近所にもムーチーを配ります。
団地が出産ラッシュだった頃、ほんとうにたくさんのムーチーが私のところにも回ってきたものです。
あの頃は、月桃の匂いが苦手だったので、「ごめん1個でいいよ~」「え~? じゃ、3個!おばあがはりきっていっぱい作ったから!」みたいなやりとりをしていました。
今思うともったいないです。
今なら、いただけるだけきちんとありがたく貰いますよ。
スーパーでは、年が明けたと同時に、ムーチーコーナーを設けていました。
餅粉、白砂糖、黒砂糖、蒸し器など、必要な物を全部まとめて買えるようになっていました。
それも、今日で終わり。
ムーチーコーナーは縮小されて、節分コーナーに変わろうとしていました。
コメント
_ KIRICKLAND ― 2008年01月15日 18時52分45秒
_ ばるタン ― 2008年01月17日 23時40分49秒
ムーチー+潮ですか。
それは両方とも確かに縁起物ですね。
旧暦3月3日の浜遊びもとても大事な行事なんです。
親鸞聖人の命日のイブにそんな行事があるんですね。
知らないことっていっぱいあるなあ・・・知らないことばかりというか・・・。
ムーチーを潮に晒して?食べていました。
厄除けだそうで。
今日は親鸞聖人の命日の前夜。
安芸門徒は「おたんや」、と近所から煮物が届きました。