握手に拍手2005年11月01日 09時50分55秒

名護市の岸本市長が、座り込みをしていた辺野古のおばあと握手している写真を新聞で見ました。

私だけでなく、多くの人たちがウルウル、ぽろぽろ、涙そーそーになったことでしょう。
朝刊を開いておいおい泣いている秋の朝でした。

新基地建設に、保守系の稲嶺知事も反対、今まで受け入れ派だった名護市長も反対、辺野古区ももちろん反対決議です。

革新の太田県政から、保守系の知事に替わったのに、意味ねーじゃん、使えねー奴だ、馬鹿めと政府は思っていることでしょうね。

でも、保守系の知事であろうとも、反対せざるを得ないことなのです。
子供たちの未来、地球の明日を考えるなら、反対せざるを得ないことです。

どうかこのムーブメントが、憲法9条2項を変えさせないことにまで、つながっていきますように。

小泉孝太郎が戦争で死ぬことがないように、私は本気で願っているんですよ。

孝太郎のおとうさん。

例によって自力でリンク2005年11月01日 23時13分03秒

新しくコメントをくださった方、
前にもご紹介済みの方、
みんなまとめてリンクです!
(なぜかアサブロは、コメントから相手に飛べないんです。アサブロのメリットは、機能が少ないから軽いことだな)

さくら子さんのブログ「はるのかんたんふ」
「映画 日本国憲法」を見に行くときに、どんな映画か検索で探していてさくら子さんと出会ったんです。
選挙結果にがっくりしたときにも、さくら子さんのブログに励まされました。
http://cherrypie.tea-nifty.com/kantanhu/

るる丸さんのブログ「沖縄の風を感じて生きる!」
沖縄のヤンバルにお住まいです。pyoさんのブログからつながっちゃいました。
http://rurumaru.ti-da.net/

mackさんのブログ「mackの徒然草」
ご常連、みんとさん、桃太郎さんからのおつながりです。
http://mack3145.exblog.jp

pyoさんのブログ「なんくる主婦の年中わーばぐち」
ここに行けば、沖縄のことならバッチリわかるの。
http://tro.at.webry.info/
http://pyoblog.ti-da.net/

桃太郎さんのブログ「おうちでゆっくり」
絵や写真、おマヌケなアニメなど盛りだくさん!
http://blog.goo.ne.jp/ake-y-momo

みんとさんのブログ「ちょっとのんびりおくつろぎの絵」
動物中心の、やさしい色合いのイラストが毎日載りますよ。最近の人気キャラはなんといってもアヒルどん。
http://mintfactory.blog18.fc2.com/


自分がこぼれているじゃん、という人は申し出てね。

うぎゃああああ!2005年11月02日 22時32分56秒

な に を や っ て い る ん だ よ おおおおお!

と、月に向かって吠えたくなりました。

県議会野党が、超党派の県民集会の準備を始めたのですが、自民党県連は加わらないというのです。
安保や基地問題に対するスタンスが違うからだって。

そんなこと言ってる場合じゃないのに。

全部の力を合わせても、だめかもしれない相手と闘っているんだという自覚がないのか。

お願いだ。どっちでもいいからここのところは折れてくれ。

早いとこ折れた方がかっこいいぞ。
折れた方に、次の選挙で私の一票入れてあげるからさー。


自民党県連が基地の辺野古移設に反対を表明した、とラジオのニュースで言っていたような気がしますが、新聞にはまだ出ていない。聞き間違いかな?

王さまの子どもになってあげる2005年11月03日 23時48分31秒

pyoさんが本の紹介をなさっていたので、私も子どもの頃読んだ本の話をします。

さとうよしみ『王さまの子どもになってあげる』

時代は「ALWAYS八丁堀の夕日」とでもいいましょうか、平和憲法の下で生きる喜びが、素直にあふれていた頃に書かれた短編だと思います。

戦争ばかりしていた王さまが、散歩の途中で神様と出会い、「子どもがほしい」とお願いします。

神様は、「生まれる前の子どもたちに聞いてみましょう。王さまは、必ず昼寝をしてください。夢で子どもたちの会議を見ることができます」と言うのです。

王さまが昼寝をすると、そこは子どもたちの会議場。
ほとんどの子が、「王さまは戦争ばかりしてきたので、王さまの子どもになるのはいやです」と主張する中で、ひとりの子が「王さまはもう二度と戦争をしないと思います。だから僕は王さまの子どもになってあげます」と言ってくれるのです。

喜んだ王さまが、また散歩をしていると、遠くから砲弾の音が聞こえます。
隣の国が攻めてきたのです。
でも、王さまは「もう二度と戦争はしないぞ。攻めてこられても、戦争をしないで負けよう」と思うのです。


小学生の頃に読んだ短いお話です。
妙に長い題名と、戦争をしないで負けることを選んだ王さまの印象が深かったので、自衛のための軍備、などという新聞記事を目にするたびに、心の隅で「王さまー!」と呼んでしまうのでした。

でも、誰が書いたのかもわからないし、時代も変わっちゃったし、多分もう誰にも読まれないお話になっているのかも、と思っていました。

ある日、ラジオを聞いていたら、ポップスベストテンの時間なのに、「さとうよしみ生誕100年記念事業・童謡童話劇『王さまの子どもになってあげる』をお送りします」と言い出すではありませんか。

大分県竹田市に記念館もある有名な人だったのです。

それもそのはず、いぬのおまわりさん、アイスクリームのうた、などの作詞者でした。

その童話劇を聞きながら、今もなお『王さまの子どもになってあげる』のお話が、子供たちに親しまれているんだなあ、ととてもうれしく、心から安堵しました。

佐藤義美記念館より『王さまの子どもになってあげる』
http://ww35.tiki.ne.jp/~yosimi/osamaweb.htm

冬はおぜんだ!2005年11月04日 23時33分26秒

友達の話である。
大学の学園祭で、出店をやることになり、サークル仲間が大きな看板を書いた。

「おぜん」

おいおい、間違ってるよ。おでんだよ。

大学生にもなって、ひらがなを間違うということがあるのか?と友達は非常に驚いていた。

それを聞いた私もビックリして、「その人はまだひらがなを覚えていないんだろうか」と嘆いた。

でも、よく考えてみると、「で」と「ぜ」は混同されることがあるんだよね。

たとえば、標準語では「なでる」と言うが、私はルーツが西なので「なぜる」でもOKだ。
「おでん」を「おぜん」という地域もきっとあるだろう。

看板を書いた「ミスターおぜん」は、耳で聞いた通りを書いてしまっただけであり、ひらがなを覚えていないのではないだろうと納得した。


さて、沖縄では、「ら行」と「だ行」を混同する人がいる。

私は沖縄に来た当初、印刷の仕事をしていたのだが、「10tランプ」と書かれた原稿を見て、首をかしげてしまった。

相手に電話をして確かめる。
「原稿ではランプとなっているのですが、ダンプですよね?」
「そうそう、そう。あんたの言うとおり。ランプのことさーねー。ランプ。いい? わかった? ら、ん、ぷ」。

結局わからない・・・。
わかったのは、聞いた私が悪かった、ということだ。


私も今は沖縄歴が長くなった。
だから、新聞の「海で発見された変死体の死因は轢死」という記事を読んでも、「ああ、溺死なのね」と一瞬で変換できるのであります。